FLL全国大会開催
2025-02-26 17:57:57
全国の子供たちが集結!FLL全国大会が東京で盛大に開催
FLL全国大会開催!
教育における革新が進む中、東京国際交流館で行われたFLL全国大会が多くの注目を集めました。本大会は、中央出版株式会社とロボット科学教育の共同主催で、全国から選ばれた子供たちが集まり、ロボット競技、プロジェクト学習、プレゼンテーションを通じてその成果を発揮しました。
FLLとは?
FLL(FIRST LEGO League)は、子供たちが自らの手でロボットを作り、実際に競技を行うことで、科学的思考や問題解決能力を育むための国際的な教育プログラムです。このプログラムは、ハンズオンでの体験を重視し、子供たちに主体的に考え、チームでの協力の中で成果を実感できる機会を提供しています。
中央出版株式会社のKicks講座では、毎年新入生を迎え入れ、プログラミング学習を通じて子供たちの成長を支えています。特に今年の大会では、3つのチームがFLL Explore部門、1つのチームがFLL Challenge部門に出場し、見事な成果を収めました。
2025年2月の大会の様子
今年の全国大会は、2025年2月15日と16日の2日間にわたり開催され、話題となったのは「海洋探査」をテーマにしたプロジェクトです。参加した子供たちは、海洋の探査に関する様々な課題に取り組み、チームごとに美しい衣装をまとってプレゼンテーションを行いました。
そして、母国日本を代表する各チームは、ブース展示やロボットゲームに挑み、名刺交換などを通じて他チームとの交流を深めました。特にFLL Challengeでは、厳しい競技が行われ、子供たちの努力が試されました。
受賞チームの成果
FLL Explore部門では、3つのチームが出場し、LEGO しんかい 6500チームとエネルギー・オーシャン・ファインダーは共に「コアバリュー賞」を受賞しました。この賞は、チームワークと問題解決への取り組みが評価されるもので、特に大きな成果と言えるでしょう。また、LEGO★よこはまりん★KESKEは「チームポスター賞」を獲得し、その独自のデザインも好評を博しました。
一方、FLL Challenge部門のロボットワールドSYは、競技において高いレベルでのプレゼンテーションを実施しましたが、残念ながら世界大会への出場を逃しました。その悔しさを次のシーズンに繋げることを誓った子供たちは、さっそく次回に向けた振り返りを始めています。
STEM教育の重要性
FLL Exploreは6〜10歳の子供たちに向けたプログラムで、STEM教育(科学、技術、工学、数学)を楽しみながら学ぶことを目的としています。このプログラムでは、動くレゴモデルやポスターを使って調査したことや発見を発表するため、チームメンバー同士が相互に尊敬し合いながら成長できます。
また、FLL Challengeは9〜16歳向けの国際的なロボット競技で、競技は自律型ロボットによるミッションの遂行とプレゼンテーションによって構成されており、参加者は専門家の前で自らの考えを発表します。こうした活動は21世紀のスキルを育むものであり、世界中の教育機関でも取り入れられています。
この大会を経て
今年の全国大会は子供たちにとって貴重な体験であり、学びの場でもありました。特に優れた成果を挙げたチームはその成果を次に活かし、全体としての成長を実感する場となりました。今後も子供たちは、チームとなり、これからの挑戦に向けて努力を続けていくことでしょう。FLLの活動が次世代のリーダーを育む一助となることは間違いありません。
会社情報
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