おひさまプロジェクト
2024-09-26 14:04:13

若者の自立支援を目指す「おひさまプロジェクト」始動

若者の自立支援を目指す「おひさまプロジェクト」始動



一般社団法人Masterpieceが新たに始めた「おひさまプロジェクト」は、東京都板橋区にあるシェアハウスの敷地内で野菜や花を栽培する取り組みです。このプロジェクトは、赤い羽根共同募金の助成を受けて始まり、将来的には地域のマルシェに出店し、若者たちが自ら栽培した農産物を販売することを目指しています。

背景と課題


Masterpieceは、児童養護施設や里親家庭を経て自立を目指す若者たちを支援する団体で、特にトラウマを抱える若者が多い状況で活動しています。安心・安全に住まいを保障する一方で、多くの若者たちは生活費や仕事に関する悩みを抱えています。中には、心身の不調から働けなくなるケースも見受けられます。このような現状の中で、何かしらのステップを踏む機会が必要とされました。

おひさまプロジェクトの取り組み


「おひさまプロジェクト」では、シェアハウスの敷地を利用して、自らの手で作物を育てるという体験を通じて、若者たちの自信や自己有用感を高めていきます。旬の野菜や花の栽培を行い、それを収穫し、調理することで、食の大切さを再認識することが期待されています。さらに、地域のマルシェに出店することで、他者との交流を図り、地域社会とのつながりを深めていきます。

また、このプロジェクトでは参加者にアルバイト代が支給されるため、就労経験を積む良い機会にもなります。シェアハウス内での小さなステップを積み重ねることで、自然に働くことに慣れていくことを目指しています。

参加者へのサポート


Masterpieceの若者サポーターである西さんは、参加する若者に対して無理なく楽しみながらさまざまなことにチャレンジしてほしいと述べています。園芸のほかにも、販売やPCを使った事務作業、チラシ作りなど、多様な体験を通じて自身の向き不向きを知ってもらうことを重視しています。

プロジェクトの初めは、シェアハウスの大家さんの趣味の庭からスタートしました。植物に興味がある若者たちが次第に集まり、地域とのつながりをもたらす「おひさまプログラム」を実現することとなったのです。プロジェクトに関わることで、入居者は単に「居る場所」だけでなく、より広い社会に目を向けるきっかけを得ることができます。

みんなの力で支え合う仕組み


一般社団法人Masterpieceでは、このような取り組みを継続するために寄付を募っています。地域で困難を抱える若者を支えるために、一回的な寄付や定期的な支援を行うことは、彼らの未来を変える力となります。興味のある方はぜひ、公式サイトからご連絡ください。


このように「おひさまプロジェクト」は、若者たちが自立に向けて一歩を踏み出す大きな支えとなり、地域とのつながりを育んでいく活動です。今後の成長を期待しましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人Masterpiece
住所
東京都板橋区幸町1-16ローヤルハイツ大山地下50
電話番号
070-8438-3495

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