脱炭素社会実現へ
2024-09-18 12:19:11

関西の公共交通が脱炭素社会実現へ向けた新プロジェクト始動

関西の公共交通が脱炭素社会実現へ向けた新プロジェクト始動



2024年9月26日、関西圏の公共交通業界を代表する10社が参加する「サスティナMOVE @脱炭素エキデン365」がスタートします。このプロジェクトは、市民たちの移動手段が環境に与える影響を可視化し、公共交通機関の利用を促進することを目的としています。特に、自動車よりもCO2排出量が少なく、持続可能な移動手段の利用を啓発することに重きを置いています。

この実証プロジェクトは株式会社スタジオスポビーが主導し、特に地下鉄や路線バスにビーコントラッキングシステムを導入します。人工知能を活用したエコライフアプリ「SPOBY」を通して、ユーザーは自分の移動方法に基づいてCO2排出量を計算し、モーダルシフトによる環境貢献を認識しやすくなります。

参加企業とプロジェクトの概要



参加する公共交通事業者は、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、阪急電鉄、阪神電気鉄道に加え、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)や大阪シティバスなど、地域の主要な交通業者が名を連ねています。このような協力によって、「脱炭素エキデン365」に参加する多くの市民が、環境に対する配慮を示せる新たなプラットフォームが形成されます。

プロジェクトは、実施期間中に市民が移動方法を変更することで、どれだけの二酸化炭素を削減できるかを数値化し、そのデータを企業や市民にフィードバックします。これにより、「移動の選択」がもたらす環境への影響を直感的に理解できる仕組みが導入されます。

脱炭素エキデン365との連携



「脱炭素エキデン365」は、2025年に開催予定の大阪・関西万博に向けて、数百社の民間企業と10万人の参加者による大規模な環境アクションプログラムです。市民が参加することで、さまざまな環境貢献活動を実践し、脱炭素活動の成果を見える化し、万博のおもてなしを通じた「EXPOグリーンチャレンジ」への貢献を目指します。

このプログラムでは、アプリ「SPOBY」を使用して、日常生活における環境負荷の低減や行動変容を促進しています。具体的には、移動の際に公共交通機関を利用する、エコな製品を使用する、リモートワークを推進するなど、さまざまなアクションが推奨され、その結果として得られた脱炭素スコアに応じて特典を受けることができます。

スタジオスポビーの取り組み



株式会社スタジオスポビーは「人の行動変容を促進し、社会課題を解決する」というビジョンのもと設立されたソーシャルカンパニーで、脱炭素と健康の実現に向けたサービスやアプリを提供しています。環境省や各自治体からも採用実績があるそのアプローチは、多くの市民に支持されています。

「サスティナMOVE」は、環境問題の重要性が増す中で、効果的な行動を促す新しい試みです。子供たちの未来を考え、官民が協力して脱炭素社会を実現するための第一歩となることが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社スタジオスポビー
住所
東京都中央区日本橋横山町6番14号日本橋DMビル5F
電話番号
03-6435-7204

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