株式会社農業総合研究所が農家の直売所事業で新たな成長を遂げる

2025年7月、株式会社農業総合研究所が運営する「農家の直売所事業」が月間流通総額13億円を突破し、過去最高を記録しました。この成果は、同社が持つ「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」というビジョンのもと、着実に進めてきた取り組みの結果です。

規模の拡大と記録更新の背景

2025年7月の「農家の直売所事業」の月間流通総額は13.4億円に達し、前年の最高額である12.6億円を超えることとなりました。また、農家の直売所事業だけでなく、全社の月間流通総額も15.6億円に到達し、これは205年12月の記録を上回るものです。

この躍進の背後には、真摯な取り組みがいくつかの要因として挙げられます。

1. 取組の成果：新たな催事の開催や顧客獲得に注力した結果、売り場が拡大しました。特に、生産者との積極的な営業活動を通じて、夏野菜を中心とした品目の最適化に成功し、生活者にとって魅力的な売り場を実現。この結果、流通総額の増加につながりました。

2. 農産物相場の安定：4月には一部品目で相場が安値を記録したものの、全体としては平年を上回る水準を維持。これにより、同社が取り扱う青果物の売価も安定し、消費者の購買意欲を後押ししました。

株式会社農業総合研究所のビジョン

株式会社農業総合研究所は、日本内外の農業が持続的に存続する仕組みを構築することを目指しています。そのために、約10,000名の生産者と2,000店舗の小売店をITを活用してダイレクトに繋ぎ、情報や物流、決済の円滑な流通を実現しています。これにより、都市部のスーパーで新鮮な農産物の販売を行う「農家の直売所事業」が展開され、また生産物をブランディングした「産直事業」も推進されています。

農業総合研究所は、地域の特産物を大切にしながら、全国の消費者に新鮮で安全な農産物を届けることに情熱を注いでいます。持続可能な農業の未来を築くためのリーディングカンパニーとして、今後の展開にも期待が寄せられます。