模擬裁判で育む探究心
2026-09-29 14:08:14
近畿大学附属小学校が法廷で模擬裁判を実施し探究心を育む
近畿大学附属小学校の模擬裁判体験授業
奈良県奈良市に位置する近畿大学附属小学校は、2026年10月6日に5年生112人を対象に、近畿大学東大阪キャンパスの法廷教室で模擬裁判を実施します。この授業は同校の教育方針に基づき、「智・徳・体」を重んじた実践的な学びの一環です。
模擬裁判の目的と意義
模擬裁判は、近畿大学と連携した特別授業で、児童が裁判官や弁護人、検察官といった役割を体験することによって、法律や裁判の意義を深く理解することを目的としています。司法の役割や判断の難しさを実感することで、自らの判断が他者の人生に影響を与える責任についても考えます。また、参加する子どもたちは、物事を多面的に捉え、心情や過程、背景を客観的に考えながら議論する力を育成することを目指しています。
模擬裁判の具体的な流れ
法廷教室では、近畿大学法学部教授の辻本典央による指導のもと、児童たちは裁判官から証人、被告人役までさまざまな役を演じます。彼らは各自の主張を持ち寄り、「有罪」か「無罪」かを議論し、最終的な判決を導き出します。このプロセスでは、法律に基づく判決の考え方や責任の所在についても学びます。
さらに、この授業は教育的な観点からだけでなく、子どもたちの倫理観を育む刺激となるでしょう。模擬裁判を通じて、今後の社会科の学びにも深く繋がる貴重な経験となります。
法律学習からのさらなる展開
模擬裁判を経験した5年生は、10月下旬に東京で行われる学習旅行において最高裁判所の見学も行う予定です。この旅行に向けて、法廷での経験を活かし、法制度や裁判の仕組みについての理解を深めることを目指しています。
特に裁判官が証拠を基に判断を下す過程や、弁護人が被告人をどのように弁護するのかを体験することで、自分たちの既存の知識を実際の法的プロセスに結びつけます。
模擬裁判の学びを最大限に活用
当日は模擬裁判の他にも、学内の「原子力研究所」や「アカデミックシアター」の見学が予定されています。このように、近畿大学ならではの多様な学びに直接触れることで、学生たちの新たな興味を引き出し、未来への視野を広げていきます。
総じて、近畿大学附属小学校の模擬裁判は、ただ単に法律を学ぶだけでなく、子どもたちの倫理観や社会への関心を育む非常に意義深い取り組みです。今後の彼らの学びにも大きな影響を与えることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
学校法人近畿大学
- 住所
- 電話番号
-