ケヤキのつづき
2025-12-17 12:59:23

仙台のケヤキを新たな生活用品へ再生するプロジェクト始動!

仙台のケヤキを新たな生活用品へ再生するプロジェクト



仙台の象徴とも言える定禅寺通のケヤキたちが、新たな形で私たちの生活に溶け込むことを目指したプロジェクト『ケヤキのつづき from 仙台・定禅寺通』が2025年に始動します。この取り組みは、樹齢80年以上のケヤキが伐採されることになった背景から生まれました。倒木の危険性を考慮した結果、数本がやむなく伐採されましたが、これを単なる「不要物」として処分するのではなく、未来のために活用しようという気持ちから始められたのです。

街の記憶を捨てないために



伐採されたケヤキの木々は、長年にわたり定禅寺通の風景を彩ってきました。市民にとっては、ただの木ではなく、悠久の時を共に過ごしてきた存在でもあります。このケヤキを「命を次へつなぎたい」との思いから、プロジェクトの名付け親が名付けた「ケヤキのつづき」には、継承される歴史や人々の思いが込められています。

「共創」を重視したプロジェクト



プロジェクトには、仙台にゆかりのある様々な分野の専門家たちが集まりました。企画を手掛けるのは、数々のヒット商品を生み出してきた古原徹氏。さらに製作には、有名YouTubeチャンネル『令和の虎』で完全成功を収めた家具職人ウォレン・ジェフリー氏や、地元の染織家、若手デザイナー、大学生たちが参加。彼らは、伐採された木材を使用して、コースター、時計、一輪挿し、ブックエンドなどの生活雑貨を作り上げています。

このプロジェクトの収益の5%は、再び街を彩るための植樹活動や景観保全活動に寄付される予定です。

プロジェクトの製品ラインナップ



製品には、定禅寺通での長い歴史を示す「Lived in Jozenji street」という刻印が施されます。また、加工過程で余った樹皮は無駄にせず、染織工房でケヤキ染めのストールやハンカチとして商品化する計画です。主なラインナップには、壁掛け時計や一輪挿し、コースター、キーフック、さらにはオーダーメイドの表札などが含まれます。

今後の展開



クラウドファンディングを通じて資金を募り、さらに大型家具の製造に向けた準備も進む予定です。2025年にはクラウドファンディングが開始され、メディア向けの発表会も予定されています。具体的なスケジュールは、2025年12月18日にクラウドファンディングがスタートし、翌日には定禅寺通で公開されます。クラウドファンディングは2026年2月末まで続き、その後製品発送と寄付が実施されます。

街と人をつなぐ新たな物語



このプロジェクトを通じて、仙台のケヤキたちが新たな命を吹き込まれ、地域の人々の生活に寄り添うことで、街と人との結びつきを深めていくことでしょう。さまざまな専門家たちの想いが集結し、つながりを持つことで、このプロジェクトが単なる製品づくりにとどまらず、地域の記憶を織り成す新たな物語へと発展していくことが期待されています。私たちもこの取り組みに参加することで、未来へつなげる意義について考えていければと思います。

報道関係者へのご案内



プロジェクトの開始に伴い、完成した製品を展示する発表会が定禅寺通にて開催されます。報道関係者はぜひ参加し、開発の裏側を直接知り、プロジェクトメンバーから話を聞く機会を持っていただければと思います。このプロジェクトが私たちにとってどれほど重要なものになるのか、ぜひ一緒に見届けていただければ幸いです。


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会社情報

会社名
株式会社ODORIJI
住所
東京都中野区丸山1-24-9
電話番号
090-1765-0778

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