新たなオンラインコミュニティ
2020-10-14 17:00:02
コロナ禍から生まれた新たなオンラインコミュニティの可能性
コロナ禍から生まれた新たなオンラインコミュニティの可能性
2020年、世界中がコロナウイルスの影響を受け、様々な変化が求められました。特に採用市場においては、オフラインからオンラインへのシフトが不可避となり、多くの企業が新たなビジネスモデルに適応しようとしています。コロナ危機による需要の高まりや、アフターコロナへの期待が生まれる中で、採用活動を強化している企業も多いのですが、依然として「求める人材の確保」や「採用後の離職」といった課題は解決されていません。
働き方の変化
一方で、働く側にも大きな変化が訪れました。在宅勤務やテレワークの普及が進み、副業解禁の流れも後押ししています。自分のスキルや経験を活かす新しい働き方が加速し、社員は会社だけでなく、地域や社会の課題解決にも参加するようになっています。
企業の取り組み
企業側でも、SNSを利用した「ソーシャルリクルーティング」を採用することで、より多くの応募者との接点を増やし、ミスマッチや応募者との温度差を解消しようとしています。ほかにも、社内の雰囲気や実情を発信することで、応募者の理解を深める企業も増えています。これにより、採用の透明性を高め、応募者との距離を縮める狙いが見えます。
オンラインコミュニティの誕生
そんな中、横浜市の「イノベーション人材交流促進事業」に参加した株式会社plan-Aが新しいアプローチを始めました。同社が実施した副業人材の採用活動には330名が応募し、その中から約100名が面談を行いました。代表の相澤氏は、不採用で関係が終わるのはもったいないと感じ、オンラインコミュニティ「IXII PORT」を設立。賛同した68名が参加し、現在はFacebookを通じて仕事の依頼や情報共有が行われています。
参加者の声
コミュニティ参加者からは興味深いコメントが寄せられています。47歳の男性フリーランスは「新たな出会いと自己発見への期待」を語り、マーケティング関連の女性は「業種を超えた交流の魅力」を表現しました。さらに、フリーランス広報職の女性は「多様な経歴を持つメンバーとのコミュニケーションを通じて、ビジネスだけでなく、自身の興味も広げたい」とコメントしました。
今後の展望
このように、コロナ禍を機に採用する側とされる側の新たな関係が生まれつつあります。今後、このオンラインコミュニティがどのように人材活用の形に影響を与えるか、多くの人々の関心を集めることになるでしょう。特に、企業と応募者の関係性を成長させるための新たな手法として、注目が高まることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社plan-A
- 住所
- 神奈川県横浜市青葉区青葉台1-11-1ドルフ青葉台3-304
- 電話番号
-
090-6659-8960