比婆道後帝釈国定公園内のホテル『休暇村吾妻山ロッジ』が新たな運営を求めて無償譲渡へ！

広島県庄原市にある比婆道後帝釈国定公園内のホテル『休暇村吾妻山ロッジ』が、新たな運営を求めて無償譲渡されることになりました。2021年3月末に営業を終了した同ホテルは、休暇村協会によって運営されていましたが、新たな運営者を募集し、再び宿泊施設として活用される予定です。

休暇村協会は、2024年7月23日に説明会と物件内覧会を開催し、国定公園内集団施設地区内で宿泊等地域貢献事業の実施を希望する事業者を募ります。説明会では、物件の詳細や事業計画に関する説明が行われ、物件内覧会では、実際に施設を見学することができます。

『休暇村吾妻山ロッジ』は、標高1000メートル付近に位置し、ブナやミズナラの林と、300種を超える山野草に囲まれた自然豊かな環境にあります。晴れた日には、星降る夜空を眺めることもできます。

休暇村協会は、譲渡契約締結時に開業準備金として3,000万円を提供する予定です。新たな運営者のもとで、再び多くの人に愛される施設となることを期待しています。

物件概要

種類: 宿舎、車庫
構造: 鉄筋コンクリート2階建
建築面積: (宿舎) 1,365㎡、(車庫) 114㎡
延床面積: (宿舎) 1,796㎡
宿泊定員: 53人（和室17室）
館内設備: 客室、風呂、レストラン、宴会場兼会議室、ロビー他
建築年月: 1980年6月竣工（1995年改修）
事業用地: 休暇村協会は広島県所有地（集団施設地区）内で、宿泊事業用地として10,775㎡を借用しています。

説明会・物件内覧会

開催日: 2024年7月23日（火）13:00～16:00（予定）
会場:
説明会: 庄原市交通交流施設地域交流室1（現地受付）
住所: 広島県庄原市中本町二丁目13番1号（備後庄原駅舎）
物件内覧会: 旧休暇村吾妻山ロッジ
住所: 広島県庄原市比和町森脇 ※説明会終了後、物件まで各自ご移動、現地集合解散
参加資格: 広島県内に事業所（本社・支店・事業所）を有する法人
申込締切: 2024年7月16日（火）17:00まで
問合せ先: 一般財団法人休暇村協会企画調査部（担当: 青木）
TEL: 03(6706)2103
* E-mail: [email protected]

休暇村について

休暇村は、日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテルです。35か所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、地元の食材を活かした料理や地域の自然、文化、歴史との体験プログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべてのお客様に心が自然にときめくひとときをお届けしています。
比婆道後帝釈国定公園内のホテル『休暇村吾妻山ロッジ』の無償譲渡は、地域活性化の新たな取り組みとして注目されています。この施設は、豊かな自然に囲まれた場所にあり、宿泊だけでなく、自然体験や地域文化に触れることができる貴重な場所です。

新たな運営者が、この施設の魅力を最大限に引き出し、地域住民との連携を強化することで、観光客の増加や地域経済の活性化に貢献できることが期待されます。また、休暇村協会が提供する開業準備金は、新たな運営者が事業をスムーズに開始する上で大きな助けとなるでしょう。

しかし、一方で、施設の老朽化や運営コストなどの課題も存在します。新たな運営者は、これらの課題を克服し、持続可能な事業モデルを構築していく必要があります。

今回の無償譲渡は、地域活性化の大きなチャンスであり、新たな運営者がどのようなビジョンを持ってこの施設を運営していくのか、今後の展開が注目されます。