高知のIoPクラウド
2022-04-25 14:00:06
高知県の農業に革命を起こすIoPクラウドの実力とは
高知県の農業に革命を起こすIoPクラウドの実力とは
高知県で次世代の施設園芸農業を彩る革新的なプロジェクト、IoPクラウド。その実績と未来に向けた取り組みをご紹介します。このプロジェクトは、プロンプト・K株式会社が手掛けており、地方創生政策の一環として発展してきました。
IoPクラウドの概要
IoPクラウドは、「世界初となる本格的な施設園芸農業向けのIoTプラットフォーム」として位置づけられています。このシステムは、内閣府が推進する地方創生政策、特に地域産業創生交付金を活用しており、高知県の農業に新たな可能性をもたらしています。具体的には、データ駆動型農業を実現するための情報基盤を提供し、農業の効率化や生産性向上を目指しています。
開発の歩み
プロンプト・K社は、令和2年度からこのプロジェクトに関与し、システム構築を進める中で地域のベンダーとの協力体制を確立しました。この産官学スキームの基盤により、高知県の地域発展を目指す取り組みが展開されています。
令和3年度には、IoPクラウドが本格的に運用されるためのシステム検証と改良が実施され、高知県が掲げる「データ駆動型農業」に対応した情報基盤の品質が飛躍的に向上しました。これにより、農業生産者やJAとのデータ共有が開始され、効果的な農業経営に向けた第一歩が確実に踏み出されました。
さらなる利活用の展望
令和4年度には、IoPクラウドをさらに活用するための施策が計画されており、プロンプト・Kがその中心的な役割を担うこととなっています。設計開発思想の全体統一を図り、IoPクラウドを理想的な状態へ導くための取り組みを続けていきます。
さらに、IoPクラウドを農業関連の人材育成にも活用し、DX対応のグリーンテック/アグリテック技術者の育成にも関与しています。これにより、プログラミングスキルを持つ人材が育成され、実践的な技術を通じて高知県の関連産業の飛躍を目指します。
プロンプト・Kの意義
プロンプト・Kは、多数の商用IoTサービスを手掛けてきた経験を生かし、高度なIoTプラットフォームの実現に向けたノウハウを駆使しています。データを適切に扱うことで、「データ駆動型農業」の普及と生産者の所得向上に寄与することが、同社の具体的な目標です。
地域社会に溶け込み、さらに地域が中長期的に自立できるエコシステムを構築するため、プロンプト・Kは構築、運用、活用、人材育成などすべてのフェーズで関与する意向を持っています。
結論
プロンプト・Kのミッション「時系列データを情報資産にする会社」として、高知県の施設園芸に関わる全ての関係者と共に、IoTがもたらす未来を切り拓く努力を続けていくことを誓っています。高知県における次世代施設園芸農業の新たな挑戦が、地域の産業振興へつながることを期待しましょう。
会社情報
- 会社名
-
プロンプト・K株式会社
- 住所
- 東京都品川区西五反田1-11-1アイオス五反田駅前503
- 電話番号
-
099-201-3979