日本酒コンクールがもたらす新たな挑戦
リゾートトラストは、2025年1月29日に名古屋で行なわれた「第5回日本酒コンクール」において、新しい日本酒スペシャリストの育成を目指す取り組みを実施しました。この大会では、リゾートトラストの従業員が日本酒に対する専門知識を深めることで、顧客へのサービス向上を図ることを目的としています。
コンクールの目的と意義
この日本酒コンクールは、従業員が日本酒に関する知識を広げるだけでなく、そのサービススキルを磨く場でもあります。コンクールを通じて得た知識は、普段の業務にも反映され、結果的に顧客満足度の向上に寄与することが期待されています。また、人的資本経営という視点からも、従業員の成長が企業全体の競争力に繋がると考えています。
多彩な参加者と厳しい審査
今回のコンクールには41名の従業員が参加し、1次審査を突破した3名が決勝に進出しました。決勝審査では、日本酒に関連する幅広い知識や技能が求められ、実際のテイスティングや料理とのマリアージュ提案などが行われました。この場での評価は、次代を担う日本酒スペシャリストとしての資質を見極める重要な機会です。
優勝を果たしたのは、グランドエクシブ鳥羽の日本料理レストランマネージャー、竹内洸太郎さんです。彼は「今大会で得た知識を業務に活かし、後輩たちにも日本酒の選び方を伝えたい」と熱意を語りました。
審査委員長のコメント
審査委員長を務めた柴垣武氏は、コンクールの重要性をこう語っています。「大会が終了した後に何をするかが重要です。日本酒の魅力を磨き続けることで、顧客に喜んでもらえるよう努力してほしい」と指摘し、今後の日本酒ブームに向けた意気込みを見せました。
従業員の熱意と連携
決勝審査は各施設にインターネットで中継され、多くの従業員が観覧。参加者からは「得た知識を後輩に伝え、サービス向上につなげたい」との声が多く聞かれ、同じ職場の仲間との絆も深まった様子です。こうした取り組みを通じて、リゾートトラストは人材育成に力を注ぎ、優秀な人材が活躍できる環境を整えています。
日本酒文化の普及に向けて
日本酒は、昨年に「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことにより、世界中で注目を集めています。リゾートトラストでは、レストランでのサービスを通じて日本酒文化の魅力を広め、より多くのお客様に感動体験を提供することに努めています。
今後の展望
リゾートトラストは、会員制サービスの中で、さらなる顧客満足を目指して人材を鍛える取り組みを続けていきます。従業員の成長を通じて、企業全体の競争力を高めることを目指しています。
第5回 日本酒コンクール 概要
- - 開催日:2025年1月29日
- - 会場:ローズルーム名古屋
- - 審査員:柴垣武氏(銀座芝濱料飲統括、ソムリエ)
- - 大会委員長:内山敏彦(リゾートトラスト株式会社 専務取締役総料理長)
このような取り組みは、業務の質を高めるだけでなく、地域社会全体の文化の発展にも寄与していくことでしょう。