人材定着を支援する企業年金の普及を目指して、阿波銀行と提携したベター・プレイス
株式会社ベター・プレイス(東京都新宿区)は11月に株式会社阿波銀行(徳島県徳島市)との業務提携を発表しました。この提携の目的は、人材の定着に課題を抱える企業を支援することです。特に、徳島県の企業における「はぐくみ企業年金」の普及を目指し、四国エリア(徳島、香川、愛媛、高知)での連携を強化します。
提携の背景
日本全国の企業において、特に中小企業では人材定着が深刻な問題とされています。そんな中、ベター・プレイスは「はぐくみ企業年金」を提供しており、この制度は企業の福利厚生を充実させる仕組みです。加入する従業員は元本保証があり、資産形成を安心して行える点が特徴です。これにより、企業側は従業員のエンゲージメントを高め、定着率の向上が期待できます。
中小企業の現状
中小企業の割合は99.7%にも達しますが、退職金制度を設けている企業はわずか16%に留まっています。このギャップを埋めるため、を通じて多くの企業が「はぐくみ企業年金」の恩恵を受け、従業員の将来への安心感を高めることを目指します。多くの中小企業、特に福祉業界において、企業年金制度の充実が急務となっています。
「はぐくみ企業年金」のメリット
「はぐくみ企業年金」は中小企業やその従業員にとって、非常に有益な制度です。この年金制度は、正社員のみならず非正規雇用や役員でも加入することができ、将来的な安心を提供します。また、原則60歳以上になるまで受け取りができない従来の制度とは異なり、退職時や育児・介護休業時にも資金を受け取ることができます。
「はぐくみ企業年金」の利用企業は96%が300名以下の中小企業で、特に福祉、医療、教育関連の法人が多く含まれています。この制度の導入は、企業の競争力を高め、労働環境の改善につながっています。
将来への希望をつなげる
ベター・プレイスは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会」を目指しています。企業年金制度は、個々の従業員の将来への不安を軽減し、生活の質(QOL)を向上させる重要な役割を果たします。「希望格差」と呼ばれる課題に対して、ベター・プレイスは解決策を提供し続けているのです。
これからも、ベター・プレイスは企業年金制度の普及を通じて、より多くの中小企業が従業員に安心して働ける環境を整えることを目指していきます。
詳細については、
ベター・プレイスの公式サイトをご覧ください。