SBペイメント、最新決済端末「PAX A920MAX」を2025年に発表
ソフトバンクの子会社であるSBペイメントサービス株式会社は、2025年6月9日に新たなオールインワン決済端末「PAX A920MAX」の提供を開始します。この新端末は、業界内での技術革新に基づいて設計されており、特にUI/UXに重点を置いて開発されています。
大画面と軽量設計
「PAX A920MAX」は、前モデルの「PAX A920」よりも大きな6.5インチの大型ディスプレイを搭載しながらも、重量は404gと非常に軽量です。このため、店舗のスタッフや顧客が直感的に操作しやすいデザインが特徴として挙げられます。
ボタン配置の最適化も行われており、ユーザーが求める操作性がさらに向上。決済時におけるトラブルを未然に防ぐ機能も取り入れられており、顧客からの問い合わせも減少することが期待されます。これにより、店舗の従業員の負担を軽減し、満足度の向上にも寄与しています。
快適な使用感
SIMカードに対応したワイヤレス通信機能を備えた「PAX A920MAX」は、持ち手部分の厚みが調整されており、より手にフィットする形状に進化しています。また、ストラップホールも搭載されており、落下防止対策が強化されています。これにより、さまざまな場所で安心して持ち運びができ、スムーズな決済を実現します。
幅広い決済手段への対応
「PAX A920MAX」では、さまざまな決済手段が利用可能です。クレジットカードではVisa、Mastercard、JCBなどに対応し、電子マネーでは交通系ICやiD、QUICPay、楽天Edyなどに加えて、多数のQRコード決済にも対応しています。具体的には、PayPayやd払い、楽天ペイ、Alipay+など、あらゆる顧客ニーズに応じた選択が可能です。
店舗運営の効率化
SBペイメントサービスは「PAX A920MAX」だけでなく、POSシステムや自動精算機と連動して迅速な決済を実現する機器も提供しています。さらに、スマホやタブレットを用いることで、QRコード決済の導入をシンプルに行える「S!can」といったソリューションも提供中です。
これにより、事業者は自身の業態や規模に応じて最適な決済サービスを選択することが可能です。また、SBペイメントサービスは、事業者と各決済機関との契約から精算作業に至るまで一括して行うため、導入にかかるコストや会計業務の負荷を大幅に軽減することができます。
今後の展望
SBペイメントサービスは、今後も事業者のニーズに応えるための利便性の高い決済サービスを提供し続ける方針です。最新の技術を取り入れつつ、顧客満足度の向上を目指したサービス開発を推進していく予定です。特に、店舗向け決済DXプラットフォームにおける革新は、業界全体の効率を上げる大きな一歩といえるでしょう。
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