枝豆の魅力が詰まった『ずんだ大福』
愛知県豊橋市で創業70年以上の歴史を持つ和菓子店、株式会社お亀堂が夏の特別な和菓子『ずんだ大福』を発売しました。この新しい大福は、ずんだが苦手な方にも楽しんでもらえるように工夫されています。和菓子職人が技術を駆使して生み出したこの一品の詳細をお伝えします。
枝豆の香り豊かな配合
『ずんだ大福』の最大の特徴は、皮と餡を合わせた重量の約30%以上に枝豆(ずんだ)を用いていることです。外側の皮に使用している国産枝豆と、内側の餡は茶豆を使用したずんだ餡をたっぷり包み込んでおり、一口食べると枝豆の豊かな香りと自然な甘みが広がります。これは、単にずんだ味の和菓子を目指すのではなく、枝豆の本来の風味を存分に楽しませるための配合なのです。
二層の美味しさ、二重の楽しみ
お亀堂の工夫は餡だけにとどまりません。もち生地にも自家製蜜にじっくり漬け込んだ国産枝豆を練り込んでいます。この手法によって、もち生地にも香りが移り、噛むたびにほのかに広がる枝豆の香りが楽しめます。外側のもち生地と内側のずんだ餡、二通りの味わいが一つの大福で楽しめる新しい形の和菓子は、お亀堂ならではの仕掛けです。
青臭さをやわらげる白あんの導入
一般的にずんだ餡は、枝豆と砂糖を主成分としていますが、特有の青臭さによって好みが分かれることもあります。そこで、お亀堂では独自の技術を駆使し、白あんをブレンドしました。白あんのやさしい甘さが、枝豆本来の風味を引き立て、口当たりをマイルドにする効果を出しています。これにより、「ずんだが好きな人」にとっても、「ずんだは苦手」と感じている人にとっても、楽しめる新しい味わいが実現しました。
和菓子ならではの引き算の美学
近年、ずんだを使用したスイーツは多くありますが、お亀堂の目指すものはクリームやバターを加えることではありませんでした。枝豆の香りを生かした