京都大学と講談社が共同で新しい科学シリーズを刊行
京都大学と株式会社講談社は、2026年4月より「京大×ブルーバックス」シリーズを刊行することを発表しました。このシリーズは、知識の深まりと科学への理解を広げることを目的とし、京都大学が誇る様々な研究成果をわかりやすく提供します。
期待されるプロジェクト
このプロジェクトについて、京都大学の高等研究院特別教授であり、総合研究推進本部の北川進教授は、大学の持つ創造的な理系の学問を多くの人に届けることができる大きなステップであると述べています。「自由の学風」が生んだ独自の研究成果が、歴史あるブルーバックスとともに科学の魅力を新たな形で伝えることを期待しています。このシリーズが、一般市民が科学に親しむ文化を育む一因となり、さらには日本全体の科学の新たな流れを生むことへの期待も寄せています。
一方で、講談社のブルーバックス編集長である家田有美子さんは、大学とのコラボレーションはブルーバックスの歴史の中で初めての試みだと語ります。今回のシリーズでは、ノーベル賞を受賞した京都大学の研究者たちが日々展開している研究や、その魅力を活き活きとお伝えすることを目指しています。「この本を通じて未来のノーベル賞学者が生まれるかもしれない」との思いを込めて展開されるこのシリーズに、ぜひご期待ください。
発表される書籍とイベント情報
「京大×ブルーバックス」シリーズは、2026年4月23日に初回の3点が発売されます。今後、十数点の刊行が予定されており、具体的な書籍内容は以下の通りです。
書籍タイトルと内容
1.
「すごい研究」はこうして生まれる
監修:京都大学総合研究推進本部
著者:高松夕佳
内容紹介:ノーベル賞を多数輩出する京都大学の独自の研究方法について、トップ研究者たちがその魅力を語ります。
2.
iPS細胞と医療最新技術でどこまで臓器は治せるか
著者:高山和雄
内容紹介:マウスiPS細胞の発表から20年を経て、医療技術がどれだけ進化したのかを解説します。
3.
ホログラフィー原理とはなにか宇宙と素粒子を統一する最新理論
著者:橋本幸士
内容紹介:ホログラフィー原理を元に、宇宙の成り立ちや重力の新たな視点を解説した入門書。
記念イベントの開催
また、「京大×ブルーバックス」シリーズの刊行を祝し、4月26日(日)にイオンモール京都桂川でトークショーを開催します。このトークショーでは、著者の橋本幸士さんと文芸評論家の三宅香帆さんがそれぞれの研究や視点を交えて、「京大理系の世界、京大文系の世界」をテーマに語ります。
イベント詳細
- - 日程:2026年4月26日(日)14:00~
- - 場所:イオンモール京都桂川イオンホール
- - 定員:【会場参加】100名(最大150名)、【オンライン参加】100名
- - 参加費:【会場参加】2000円(税込、書籍代込)、【オンライン参加】1000円(税込)
- - 申し込み期間:2026年3月31日(火)12:00 ~ 2026年4月25日(土)23:59
特製リーフレットの全国配布
また、シリーズの始動を記念して特製リーフレットが作成され、全国の書店で配布されます。このリーフレットでは、人気作家による読み切りマンガも収録されており、科学への興味を引く内容となっています。
「京大×ブルーバックス」シリーズは、科学の魅力を一般の人々に届ける新たな試みとして注目されており、今後の展開に期待が寄せられています。