ウッドデザイン賞連続受賞
2025-10-16 13:22:49

住友林業が「ウッドデザイン賞」11年連続受賞、木の力で脱炭素と新たな暮らしを実現

住友林業が「ウッドデザイン賞」を11年連続受賞



住友林業株式会社は2023年10月10日、ウッドデザイン賞2025を6件の優れた作品で受賞しました。この受賞は同社にとって11年連続の快挙です。ウッドデザイン賞は、木の特性と価値を新たな形で再評価し、社会に貢献する事例を表彰する制度で、主催は一般社団法人日本ウッドデザイン協会です。

ウッドデザインの目的と意義


ウッドデザインとは、木材の利用による社会的な課題解決を目指す取り組みです。同協会は木を活用することで持続可能な社会へとつながる可能性を追求しています。住友林業は、建築物や製品、研究活動を通じてこの理念を実践しています。

受賞作品の特徴と評価


住友林業は、毎年多様な分野で受賞しています。受賞作品は「ライフスタイルデザイン部門」「ソーシャルデザイン部門」「ハートフルデザイン部門」において評価され、木材を使用した高品質な生活空間を提案しています。

例えば、住友林業の社宅「みどりのの庭」は、平面混構造を採用し、木造とRC造を組み合わせて建設コストを抑えながらも、耐火性や省エネルギー性を確保したものです。この取り組みは中大規模木造建築の新たなモデルケースとなることを目指しています。また、地域の老舗蔵をリノベーションしたプロジェクトでは、歴史的価値を生かしつつ、多様な用途の場として新たな価値を創出しています。

長期的なビジョン「Mission TREEING 2030」


住友林業は、自然環境の保護と持続可能な社会の実現に向けて、「Mission TREEING 2030」を掲げています。このビジョンでは、木材を用いた建築推進とともに、CO₂の長期固定化を実現し、人々の生活に貢献することを目指しています。

持続可能な社会への道のりは、単なる資源の節約や効率の向上だけでは成し遂げられません。住友林業は、木材の循環利用と新しい技術との組み合わせを図り、脱炭素の取り組みを進めています。特に近年は木質バイオマス発電にも注力し、地域に対する貢献度を高めています。

まとめ


住友林業の11年連続受賞は、木材の持つ力強い可能性を世に示すとともに、持続可能な未来に向けた新たなスタートを切る重要な一歩を表しています。これからも木を活用した技術を進化させることで、人々のライフスタイルをより豊かにし、環境にも優しい未来を築いていくことでしょう。これらの取り組みは、企業の枠を超えて社会全体へと広がることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
住友林業株式会社
住所
東京都千代田区大手町経団連会館8階
電話番号
03-3214-2270

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。