新たな販売促進支援サービス「Social Print Cloud」の登場
株式会社サガシキは、7月5日より新しい販売促進支援サービス「Social Print Cloud」を開始しました。このサービスは、アナログとデジタルを融合させ、特に印刷市場が縮小傾向にある中で、新たな販促手法を提供します。
背景と市場動向
近年、印刷市場は減少傾向にあり、2010年の約8兆円から2020年には約7兆4千億円にまで縮小する見込みです。これに伴い、クライアントの販促ニーズも進化し、アナログのPOPからデジタルのサイネージやSNSへのシフトが進んでいます。この市場の変化を受け、サガシキは新たな事業モデルとして「ソーシャルプリントクラウド」の立ち上げに至りました。
3つのサービスの構成
「Social Print Cloud」は、アナログで培ったプリント技術を基盤に、クラウドやソーシャル、アプリケーションを駆使した3つのサービスで構成されています。これにより、様々な販促方法を組み合わせ、総合的な販売戦略を提案します。
1.
ENPLUG(エンプラグ)
アメリカNo.1のデジタルサイネージ管理システムで、スマートフォンのような直感的な操作が特徴です。SNSやブログのコンテンツをリアルタイムでディスプレイに反映でき、クラウド管理によりどこからでも操作が可能。大企業からも高評価を得ています。
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ENPLUG 特設サイト
2.
Instant Print(インスタントプリント)
Instagramにハッシュタグをつけて投稿すると、その写真をオリジナルフレームでプリントするサービスです。クラウドに保存されるため、マーケティングデータとしても活用可能。イベントや結婚式など多様な場面での利用が見込まれています。
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Instant Print 特設サイト
3.
hacogift(ハコギフト)
クラウドを活用し、1点ずつカスタマイズ可能なオリジナルノベルティ作成サービスです。スリーブにメッセージや写真を載せられるため、広告媒体やちょっとしたギフトとしても利用できます。
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hacogift 特設サイト
プロモーションの展開
このサービスの広報担当には、ファッションモデルの泉里香さんが起用され、オンラインでのプロモーションを展開します。新サービスの認知度向上を図り、広範囲なマーケティング戦略を実施します。
サガシキの企業理念
株式会社サガシキは、1945年に国鉄の鉄道車票製造からスタートし、現在ではダンボールや包装の製造にも力を入れています。高いデザイン力が評価され、国内の大手企業とも多くの取引を行っています。今後は「ソーシャルプリントクラウド」の各サービスを生かし、販促領域の支援をアナログとデジタルの両軸で広げていく方針です。
サガシキが展開する新たなサービス「Social Print Cloud」が、どのように業界に変革をもたらすのか、今後の動向に注目です。