ドローン授業で未来を感じる新潟の小中学校
2025年6月24日、新潟県の粟島浦村立粟島浦小学校と粟島浦中学校において、学校法人駿河台学園(駿台)がドローンを活用したICT体験授業を実施しました。このプロジェクトは、地理的な条件に左右されずにすべての子どもたちに先端技術を学ぶ機会を提供することを目的としています。
背景
駿台は、地域や学校の規模に関わらずICT教育支援を行っており、特に探究学習やICTに関する様々なプログラムに力を入れています。粟島浦村の小中学校では、すでに「ELSA(エルサ)」を導入し、デジタル環境を整備しているため、今回のドローン授業はその一環として行われました。
授業の内容
この授業は、小学1年生から中学3年生までの児童生徒28名を対象に実施されました。最初の段階では、「プログラミングとは何か」、「プログラミングとドローンの関係性」といった基礎知識を座学で学びました。その後、プログラミングカードを使った実践演習で、実際にドローンを飛ばす体験をしました。
インストラクターは児童生徒の安全を第一に、プログラミング技術を教え、児童生徒たちは設定された課題に対して積極的に取り組みました。プログラムの理解や操作を試みながら、協力し合う中で新しい知識を深めていました。
参加者の反応
授業に参加した児童生徒からは、「みんなで協力して考えながらドローンを操作できたのが楽しかった」、「プログラミングが苦手だったけれど、面白さを実感できた」などの前向きな感想が聞かれました。教員たちも「児童生徒の目が輝いているのを見て、こうした体験型授業を今後も続けていきたい」と話していました。
ICTの可能性
今回のドローン授業は、ICTを活用することで多様な学びの形を提供する可能性を示すものでした。確かな知識やスキルを身につける場として、駿台は今後も地域の子どもたちに寄り添いながら、身近な学びの機会を作っていくことを目指しています。学校教育にとって新たなアプローチを探る中で、未来のリーダー育成に貢献する姿勢を貫いていきます。