REMODELA資金調達
2021-03-22 07:30:01
REMODELA、内装工事のクラウドサービス進化に向け約5100万円を調達
REMODELA、内装工事に革命をもたらす
REMODELA株式会社が、内装工事のデジタル化を実現するためのクラウドサービス「REMODELA」を提供しています。創業者の福本拓磨氏は、2013年に起業し不動産業や建設業を経験してきた人物です。この背景から、内装工事にかかる手間や時間を効率化する必要性を強く感じていました。その結果、2020年にリリースされたREMODELAは、賃貸不動産の原状回復工事を対象にしたサービスです。
資金調達の発表
最近、同社は約5100万円の資金調達を行い、VR技術を用いた新機能の開発を視野に入れています。この資金は、内装工事の現場で一般的に使われるアナログな採寸作業を革新するために使われる予定です。特に、レーザースキャナを利用して自動的に見積もりを作成する機能を目指しています。
また、現在大阪および関西地域での展開から、東京エリアへの進出も計画しており、全国展開を視野に入れています。
REMODELAの特徴
REMODELAでは、発注者である不動産会社がウェブ上で見積もりから現地確認、発注までを完結させることができるほか、受注者であるリフォーム会社や職人もスマホアプリで仕事を選ぶことができます。この仕組みによって、双方の業務が効率化され、工事が迅速かつ低コストで行えるようになります。
2020年2月のリリース以降、関西圏だけで200社を超える不動産会社が利用するなど、サービスは急速に広がっています。ユーザーのニーズに応える形で成長を遂げるREMODELAは、今後もさらなる展開が期待されています。
投資家からの期待
資金提供を行ったハックベンチャーズ株式会社やセゾン・ベンチャーズのコメントからも、REMODELAに対する投資家の期待が伺えます。ハックベンチャーズの古林氏は、「REMODELAはユーザー獲得が順調に進んでおり、事業シナジーが期待される」と述べています。また、セゾン・ベンチャーズの石川氏は、退去時のリフォーム工事に着目し、市場のニーズへの適応を期待しています。
経営者のビジョン
代表の福本社長は、内装工事におけるアナログなプロセスをデジタル化し、効率を上げることで不動産業界全体を活性化させたいと考えています。入居者のチェンジ時に発生する高額なリフォーム代を軽減するため、ITを駆使した解決策が求められているのです。
会社概要
REMODELA株式会社は大阪市に本社を置き、2020年に設立されました。資本金は約5199万円で、従業員数は14名です。不動産業界のデジタル化に向けた挑戦が始まった今、REMODELAは新たな一歩を踏み出そうとしています。今後の展開が期待されるこのサービスから目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
REMODELA株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区中崎西2-2-1
- 電話番号
-
06-6766-4210