新元号を祝う「令和酒」の誕生
女性向けに日本酒の楽しさを広める企業、サケ・ラバーズ株式会社(東京都台東区)が、自社ブランドのスパークリング純米酒「令和酒」を発表しました。この日本酒は、新元号「令和」の開始を祝うために開発され、2019年4月10日から予約販売が始まります。最初の出荷は令和元年の5月1日を予定しています。
「令和酒」の最大の特徴は、シャンパンのような爽やかな飲み口。特に重要なのは、岡山県の白桃酵母を使用し、瓶内二次発酵を行っているところです。このプロセスにより、細かい泡と構成された香りが生まれ、飲む人の驚きを誘います。「これが日本酒?!」と感じられるような新しい体験を提供したいとの思いから作られています。
開発の背景
サケ・ラバーズ株式会社の代表、今西由紀氏は、全国の酒蔵を訪れ、日本酒の素晴らしさに魅了されてきました。しかし、近年の日本酒の販売数量は減少傾向にあり、多くの酒蔵が困難な状況に置かれています。今西氏は「私がやるしかない」と考え、日本酒の販促に特化した会社を立ち上げました。令和酒の企画もその一環であり、特に新元号にちなんだこの商品を通して、国内外の多くの人に日本の傳統酒の魅力を伝えたいと考えています。
デザインと寄付の意義
「令和酒」のラベルデザインを手掛けたのは、デザイナーのJulia Marino氏です。彼女は乳がんを克服し、前向きに生きる姿勢を持っています。その彼女への支援の思いを込め、令和酒の売上の一部は公益財団法人日本対がん協会に寄付されます。これにより、購入することで社会貢献にもつながるという大きな意義を持つ商品となっています。
商品詳細
「令和酒」は、720mlと250mlの2サイズで展開されます。価格は720mlが1,694円(税別)、250mlが796円(税別)で、手頃な価格で日本酒の魅力を体験できます。また、低アルコール(5.5%)のため、幅広い年代の方々に楽しんでもらえる設計になっています。
このスパークリング日本酒で新元号を祝い、一緒に乾杯することで、これからの日本を盛り上げる一助としたいという願いが込められています。さあ、新元号に向けた新しいスタートを祝福するため、令和酒で乾杯しましょう!
会社概要
サケ・ラバーズ株式会社の所在地は東京都台東区上野。設立は平成30年で、資本金は100万円。事業内容は、日本全国の酒蔵の支援、自社商品の企画・販売となっています。
詳しい情報や購入に関しては、公式ウェブサイト
こちらをご覧ください。