AI insideがSalesforceのRevenue Cloudを初導入しAI経営の基盤を確立

AI inside、SalesforceのRevenue Cloudを初採用

AI inside株式会社は、Salesforceが提供する「Revenue Cloud」を日本企業として初めて導入することを発表しました。この取り組みは、見積から契約、請求に至るビジネスプロセスを統合・自動化し、全社的な収益管理体制を強化することを目的としています。AIドリブン経営の実現を目指すAI insideにとって、これまで以上に強力な基盤を得ることになるでしょう。

背景と目的

AI insideは「Work with buddy」という理念のもと、人とAIとの協働により業務の生産性向上を図っています。これまでデジタルマーケティングや営業分野でSalesforceの主要なクラウド製品を導入し、ビジネスプロセスの最適化を進めてきましたが、契約から請求にかけての基幹業務は自社開発のシステムに統一されていました。このため、「Revenue Cloud」を採用し、全体最適の観点からプロセスとデータがつながる体制を構築する決断を下しました。

「Revenue Cloud」の活用

「Revenue Cloud」は、営業、バックオフィス、カスタマーサポート、カスタマーサクセス、製品開発、データ基盤部門など、全社的に活用されることが計画されています。AI insideは2026年上半期を目指し、運用に向けて各部門間の連携を強化し、AIドリブン経営のさらなる加速を図ります。

今後の展望

AI insideは、「Revenue Cloud」を活用した収益ライフサイクルの一元管理を通じて、B2Xビジネスの拡大やグローバル展開を見据えた成長戦略を進めていく考えです。また、Salesforceが提供するAIエージェントとの連携を起点に、共同で新たなAIビジネスを展開するビジョンも持っています。

AI inside執行役員CIO 前田浩二の言葉

「Revenue Cloud」の導入の決定的な理由は、Salesforceの提案によりAI insideが目指す未来が実現できると確信したからです。収益モデルとの親和性の高さや実行体制が整っていたことが大きな要素であり、何より、「Work with buddy」の思想とSalesforceの提唱する「デジタル労働力」が重なり、共感が得られた点が重要でした。今後、私たちはSalesforceとともに日本からAIドリブン経営の新たな形を追求していきます。

Salesforce執行役員コマーシャル営業第2営業本部統括本部長西田晶子の言葉

AI insideとともに業務革新を実現し、グローバル市場で競争力を強化するために「Revenue Cloud」を採用していただいたことに、私たちは大変誇りに思います。今後は、AgentforceとAI insideのAIエージェントとの連携も視野に入れ、さらなる業務最適化と顧客体験の向上を追求していきます。

企業概要

AI inside株式会社

AI inside株式会社は、生成AIや大規模言語モデルの研究開発を行うテクノロジー企業です。日本語の文書処理に特化した「PolySphere」を開発し、6万以上のユーザーに導入されている実績があります。その主力製品である「DX Suite」は、データ入力業務の自動化を実現しています。私たちは人とAIの協働を推進し、生産性向上を図る「VALUE SHIFT」を目指します。
AI inside公式サイト