ispace、2025年3月期Q2決算発表 - ミッション2打ち上げは最速2025年1月へ - 月面資源開発に向けた事業拡大が加速

株式会社ispaceは、2025年3月期第2四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比で同水準ですが、ミッション3からの売上が大幅に増加し、事業拡大が加速しています。

特に注目すべきは、ミッション2の打ち上げが最速2025年1月となる見通しとなったことです。スペースXとの調整が完了し、いよいよ本格的な月面探査に向けた取り組みが本格化します。

決算発表では、売上高が1,342百万円、営業損益が△3,734百万円、当期純損益が△6,391百万円という結果となりました。営業損失の拡大は、ミッション3の開発進捗加速に伴う販売管理費の増加が主な要因です。

ispaceは、月面資源開発を軸に、月面輸送サービスや月面データサービスを提供しています。今後の事業展開としては、ミッション2の成功を基に、月面探査の更なる深化と、月面資源開発のビジネス化を目指していく予定です。

同社は、月面資源開発を通じて、人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界を実現するというビジョンを掲げています。今後のispaceの取り組みに注目です。