業務効率化を実現した横山食品の成功事例
最近、横山食品株式会社が株式会社内田洋行ITソリューションズの販売管理パッケージ「スーパーカクテル」を導入したという朗報がありました。この導入により、同社は業務の効率化を実現し、残業時間の短縮や出荷ミスの減少など、多くの利点を享受しています。
1. 横山食品株式会社の概要
横山食品株式会社は、1967年に設立され、半世紀以上の歴史を有する食品製造企業です。主にパン粉の製造・販売を行っており、「うさぎ印」という商標で知られています。家庭用や業務用など、多様なニーズに応える商品を提供しており、最近では新素材「デニッシュクラム」の開発や、紅茶ポリフェノール「テアフラビン」パウダーの開発も手がけています。
2. 導入の背景
横山食品では、以前の販売管理システムがアナログ作業に依存しており、営業部門がシステムにアクセスできなかったため、管理部が毎回紙資料を準備する必要がありました。経理部門では多くの手入力作業が求められ、月末には数百件もの処理に追われていました。在庫管理も目視に頼っていたため、誤出荷や廃棄ロスが発生するなどの課題がございました。
これらの問題を解決するために、横山食品は「スーパーカクテル」を導入し、生産管理と販売管理を統一することを決定しました。導入に際しては、従来の業務フローに合わせてカスタマイズが行われ、スムーズな移行が図られました。
3. 導入後の効果
導入後、横山食品には以下のような効果が現れました:
- - 営業部が販売データを直接分析可能:これにより、業務の効率化が促進され、データをもとにした迅速な意思決定が実現。
- - 管理部門の手作業が削減:手作業がなくなったことで、残業時間が大幅に減少し、社員の負担が軽減されています。
- - バージョンアップによる機能追加:単価登録の漏れなど、ミスが抑制されるようになりました。
4. 今後の展望
今後、横山食品はスーパーカクテルを用いて原価管理や品質管理の分野でも活用したいという方針を示しています。アイテム数が多いため、原価や品質管理には難しさがあるものの、原材料の仕入れや中間製品、レシピ管理をシステム化することで、より正確で一元的な管理が可能になる見込みです。
5. スーパーカクテルCore FOODsとは
「スーパーカクテルCore FOODs」は、プロセス型製造業向けに設計された製販一体型統合パッケージです。調達から生産、販売までを一元管理できるこのシステムは、業務プロセスの最適化と製造業務のPDCAサイクルを確立するための強力な支援を提供します。
6. 株式会社内田洋行ITソリューションズについて
株式会社内田洋行ITソリューションズは、「人と技術を大切にし、お客様の発展に貢献する」という理念のもと、情報処理機器やソフトウェアの開発、販売、保守サービスを手がけています。今後もお客様のニーズに応じた技術提供を行っていく予定です。
このように、スーパーカクテルの導入は横山食品における業務効率化の重要な一歩となっており、多くの企業にとって有益なケーススタディとなることでしょう。