再エネ電力供給開始
2025-06-17 15:53:29

北陸電力と丸紅新電力が提携し再エネ電力供給を開始

再生可能エネルギーの新たな供給体制が始まる



北陸電力株式会社と丸紅新電力株式会社は、加賀東芝エレクトロニクス株式会社に対して、太陽光発電所から得た再生可能エネルギー電力の供給を本格的に開始しました。この取り組みは、再エネ電力の効率的な供給を実現するものであり、持続可能な社会への一歩となることを目指しています。

どのような仕組みか?



供給される再エネ電力は、丸紅新電力が複数の太陽光発電所で発電されたものを集約し、特定卸事業者として、北陸電力を通じて加賀東芝エレクトロニクスに送ります。この仕組みは、オフサイトコーポレートPPA(Power Purchase Agreement)と呼ばれ、電力需要家である加賀東芝エレクトロニクスは、発電施設の初期投資や運用・保守の負担なく電力を利用できる特徴があります。

環境への影響



この新しい供給体制により、加賀東芝エレクトロニクスは年間約13,000トンのCO2削減が期待されています。これは、一般家庭に換算すると約5,000世帯分に相当し、環境負荷を軽減する大きな助けとなるでしょう。そして、北陸電力は2030年代には再生可能エネルギーの開発目標を掲げ、この実現に向けた取り組みを加速させています。

企業のビジョン



北陸電力は「北陸電力グループ新中期経営計画」において、再エネ確保のために100万kW以上の新規開発を進めています。また、丸紅新電力も中期経営戦略に基づき、再エネ電力の取り扱いを拡大し、具体的には2025年には20万kWを超える供給を見込んでいます。最終的には2030年までに500万kWまで引き上げる計画です。

地域への貢献



両社は継続的に環境配慮型の事業活動を推進し、この電力供給の手法を駆使してさらなるCO2排出削減を進めます。それにより、地域社会の持続的な発展にも寄与することを目指しています。

最後に



再生可能エネルギーの普及とその供給体制の確立は、環境問題解決のための鍵となります。北陸電力と丸紅新電力のパートナーシップによって、加賀東芝エレクトロニクスは持続可能な未来に向けて大きな一歩を踏み出したのです。これからの動向に注目です。


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会社情報

会社名
丸紅新電力株式会社
住所
東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル
電話番号
03-3282-7480

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