米国アニメ市場で「ドラゴンボールDAIMA」が大人気!
NIQ/GfK Japanが発表した調査レポート「TrendTracking Survey」によると、米国アニメユーザーにおける日本のアニメ作品の人気度が明らかになりました。
このレポートは、米国アニメユーザーの日本のアニメ作品に対する浸透率、視聴実態、視聴きっかけ、そして視聴後の行動などを調査したもので、定期的に実施されることで、米国におけるアニメ作品人気度の変遷を追うことができます。
今回の調査では、2024年秋クールに放送される23作品をピックアップし、10月から12月にかけて3回の調査を実施しました。調査対象は、米国在住の18歳から49歳の男女で、調査方法はインターネット調査です。
「ドラゴンボールDAIMA」が認知度89%でトップに!
10月に実施された第1回調査では、23作品中「ドラゴンボールDAIMA」が89%と最も高い認知度を誇りました。続いて、「ブリーチ 千年血戦編」が69%、「らんま1/2」が48%と、少年漫画原作の作品が上位にランクインしています。
米国アニメユーザーはキャラクターの魅力とストーリーを重視!
作品全体の視聴きっかけとしては、「テレビ番組」が最も多く、次に「友人・知人・同僚」、そして「WEB CM」という結果になりました。メディアを通して作品に触れるユーザーが多い一方で、友人や家族から勧められて視聴するケースも多いことがわかりました。
米国アニメユーザーが作品を好きな理由として、「登場キャラクターがそれぞれ個性豊かなところ」「壮大な物語/ストーリーであるところ」「笑えるストーリーがあるところ」が上位に挙げられました。これは、米国アニメユーザーがキャラクターの魅力やストーリー展開を重視していることを示しています。さらに、「ストーリーがわかりやすいところ」が「ストーリーが読めないところ」よりも多く選ばれていることから、シンプルで分かりやすいストーリーが好まれる傾向があるようです。
視聴後は「再度視聴」や「友人と共有」が主流
作品視聴後の行動としては、「再度視聴」や「友達にYouTubeリキャップを送った」など、好きな作品は繰り返し視聴したり、友人と共有したりする人が多いことが明らかになりました。
まとめ
今回の調査では、「ドラゴンボールDAIMA」が米国アニメユーザーにおいて高い認知度を獲得していることが明らかになりました。また、米国アニメユーザーは、キャラクターの魅力やストーリーを重視し、視聴後は好きな作品を繰り返し視聴したり、友人と共有したりする傾向にあることがわかりました。
今後、日本のアニメ作品が米国市場でどのように展開していくのか、注目が集まります。