大阪・関西万博で特別なAR体験を提供
2025年8月23日(土)、四日市市とARスタートアップ企業のOnePlanetは、大阪・関西万博で新たなAR体験を披露します。このイベントでは、Appleが開発したApple Vision Proを活用した空間アプリケーション『よ!よ!よ!四日市!』が来場者に提供され、四日市市の美しい工場夜景と伝統文化が融合した特別なコンテンツを楽しむことができます。
四日市市の魅力とARの融合
本アプリケーションでは、四日市コンビナートの美しい工場夜景を背景に、地域の伝統的なからくり人形「大入道」や、市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」がARで共演します。この特別な体験は、万博でしか味わえないものであり、多くの来場者に四日市市の魅力を伝える貴重な機会となります。
工場夜景の美しさをARで実現
四日市は、壮大な工場夜景が有名です。AR技術を通じて、その美しさを視界いっぱいに広げる演出を行います。来場者は、実際の空間で大入道やこにゅうどうくんとの驚きの共演を楽しむことができ、まるでその場にいるかのような感覚を味わえるのです。
日本最大級のからくり人形「大入道」
江戸時代から現代まで続く日本最大級のからくり人形「大入道」は、全高約9メートルを誇ります。この迫力ある大入道がAR空間で実物のように出現し、その動きや表情を目の前で体感できるのは、このAR体験ならではの魅力です。
次世代の体験設計
今回のAR体験は、来場者が限られたスペースでも楽しめるように設計されています。Apple Vision Proのデバイスを活用し、周囲の安全を確保しながら、短い時間で多くの感動を提供することを目指しました。また、スマホ向けのARコンテンツも用意しており、会場に来られない人たちにも、後日同じ体験ができるように設計されています。
体験内容と今後の計画
当日の体験概要
- - 開催日: 2025年8月23日 09:15–21:00(予定)
- - 会場: 大阪・関西万博 関西パビリオン 三重県ブース
- - 参加料: 無料。1時間に約30名を予定。
- - 体験方法: Vision Proを使用し、衛生面に配慮したゴーグル用マスクを提供。
今後の展望
四日市市では、このAR体験を通じて地域への観光客の誘致を目指します。取得したフィードバックを基に、今後のイベントでの常設化を検討し、多言語対応やアクセシビリティに配慮した計画も進行中です。
コメント
四日市市市長の森智広氏は、「工場夜景と大入道、こにゅうどうくんがAR技術で共演する姿は圧倒的なリアリティだ。ぜひ万博でこの魅力を体験してほしい。」と述べています。一方、OnePlanetの代表取締役社長、村上智彦氏も「この取り組みにより、地域の観光資源や文化をAR技術で再解釈し、未来の観光体験を提供する挑戦を行います。」と期待を寄せています。
会社概要
株式会社OnePlanetについて
株式会社OnePlanetは、ARに特化したスタートアップで、各業界のクライアントと共に体験範囲の広がるコンテンツの提供を行っています。ノーコードWEB ARツール「Planetar」を展開しており、今後も多様なAR体験を提供し続ける計画です。詳細は
こちらのウェブサイトをご覧ください。