新「昭和史」シリーズ
2025-01-06 10:23:04

昭和100年に向けて新たに刊行される半藤一利の「昭和史」シリーズ

2025年、昭和を振り返る新たな一歩



2025年1月8日、株式会社平凡社から作家半藤一利の名作『昭和史』シリーズの「戦前篇」と「戦後篇」が新たに刊行されます。この年は戦後80年目の節目であり、あらためて日本の歴史を振り返る絶好の機会です。これらの本は、昭和という時代の重要な教訓を私たちに投げかけてきます。

「昭和史」シリーズの概略



新たな装丁で登場するこのシリーズは、戦前の歴史を描いた「新版 昭和史 戦前篇 1926-1945」と、戦後を描く「新版 昭和史 戦後篇 1945-1989」の2冊から構成されています。各巻は、当時の切実な情景を伝える写真を使ったカバーが特徴で、読む前から昭和の歴史の深さを感じさせます。

特に「戦前篇」では、1941年の真珠湾攻撃を、そして「戦後篇」では1960年の安保闘争デモが表紙に採用されています。こうしたビジュアルが、令和の私たちにどのようなメッセージを届けるのかが非常に興味深いところです。

昭和の教訓を学ぶ重要性



著者である半藤一利さんは、1930年東京に生まれ、東京大学卒業後、文藝春秋に入社し多くの名作を世に送り出しました。彼の『昭和史』は、その内容が易しく親しみやすい授業形式であるため、多くの人々から評価されています。戦争の過ちを繰り返すことがないよう、私たちは歴史から学ばなければなりません。

新版『昭和史』では、読者が理解しやすいよう、各章ごとにダイジェストやキーワードが追加されています。また、著者の語りを支えた編集者、山本明子さんによる解説も加えられており、昭和の歴史をより深く知ることができる内容になっています。

書店限定の特別版



さらに、紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂書店とのコラボレーション企画により、各書店で異なるオリジナルカバーが販売されることも注目です。例えば、紀伊國屋書店版は2.26事件の写真を使用しており、丸善ジュンク堂版は新聞紙面のデザインを取り入れています。

結論



2025年という特別な年を迎え、半藤一利の『昭和史』シリーズは昭和100年に向けた理解を促す素晴らしい機会を提供してくれます。是非、書店で手に取り、その深い内容を味わってみてください。未来を見据えたこの歴史の旅が、皆様にとって貴重なものとなることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社 平凡社
住所
東京都千代田区神田神保町3-29帝国書院ビル8階
電話番号
03-3230-6570

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