浅野いにお氏が魅せる『CGWORLD 2025』の全貌
2025年11月23日、文京学院大学で開催される『CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス』が、注目を集めている。CGや映像制作に携わるクリエイターたちを対象としたこのイベントは、毎年多彩なプログラムで参加者を魅了している。今年のテーマは「創る人が、繋がる場所」。リアル開催としては6年ぶりということもあり、多くのクリエイターたちが集結することが予想される。
浅野いにおが描くビジュアル
今年のカンファレンスのキービジュアルを担当したのは、メディアでも取り上げられる漫画家、浅野いにお氏。彼は、人気作『おやすみプンプン』や『ソラニン』など、数々のヒット作を世に送り出してきた。本イベントでは、彼が描くビジュアルが「お祭りのような一日」を象徴している。浅野いにお氏の独特なスタイルが、カンファレンスの雰囲気をより一層引き立て、参加者にクリエイティブなインスピレーションを与えることだろう。
豪華セッションの数々
今年のカンファレンスでは、クリエイターや企業の第一線での活躍者たちによるセッションが行われる。注目を集めているタイトルは、何と言っても『モンスターハンターシリーズ』やNetflixの『今際の国のアリス3』だ。これらの制作舞台裏を垣間見るチャンスは、CG制作に関わる人々にとって貴重な経験となる。
1.
モンスターハンターシリーズのアートワークメイキングは、21年にわたる歴史を振り返る貴重なセッション。制作資料を元に、当時のビジュアル制作の裏話や、最新のシェーダー手法の解説など、実践的な内容が期待されている。
2.
Netflixシリーズ『今際の国のアリス3』のVFXメイキングでは、緊迫感のあるサバイバルシーンの舞台裏を明かし、VFXの技術がどのように作品に反映されているかを探究する。
3. 映画『8番出口』については、日常と非日常を織り交ぜた世界を創造するためのVFX技術が紹介され、監督の意図や技術的な挑戦が語られる。
4. 次世代のバーチャルライブ制作に関しては、Unreal Engine 5を使用した実践事例が展開され、高品質で効率的な制作 Hacks が披露される。
学生も楽しめる特別企画
今年のカンファレンスは、プロフェッショナルだけでなく、学生に向けたプログラムも充実している。特に、
東京ゲームダンジョンや
Houdini Labが設けられ、インディーゲームを楽しめるコーナーや、Houdiniの最新事例の展示が行われる。さらに、
クリ博就活&ポートフォリオ相談部屋では、今後の就活や作品についての相談を気軽に行える機会が提供される。学生からプロまで、多様なクリエイターが参加できる環境が整っている。
開催概要の確認
- - 日時:2025年11月23日(日)11:00〜19:00(懇親会 19:00〜21:00)
- - 場所:文京学院大学本郷キャンパス
- - 参加費:無料(事前登録制)
- - 協賛企業:AMD、Adobe、Autodeskなど
- - 主催:ボーンデジタル、CGWORLD
この機会を逃さず、自らのクリエイティブな感性を磨き、同じ志を持つ仲間たちと交流する貴重な場へと足を運んでみてはいかがだろうか。