フィンランドのナショナルデー
2025-06-13 09:24:32

大阪・関西万博でのフィンランドのナショナルデー、幸福をテーマにした魅力の数々

大阪・関西万博で開催されたフィンランド・ナショナルデーの概要



2025年6月12日、大阪・関西万博において、北欧5国の共同出展による「フィンランド・ナショナルデー」が行われました。このイベントは、フィンランドが得意とする持続可能なライフスタイルや文化を紹介するための機会として、色とりどりのプログラムが用意されました。

オープニングセレモニーでのメッセージ



午前11時からのオープニングセレモニーでは、2024年にフィンランド大統領に就任するアレクサンデル・ストゥッブ氏が出席しました。ストゥッブ氏は、「幸福度世界一」と言われるフィンランドの幸福の鍵について言及し、他国の人々にもその価値を理解してもらいたいとの希望を表明しました。

彼は「幸福のレシピは、平等、信頼、人生の意義」と語り、幸せな人生を送るために重要なのは、自らの人生に意義を見出し続けることだと強調しました。会場からは多くの拍手が寄せられ、フィンランドの理念に共鳴したホールが温かい雰囲気に包まれました。

日々の友情を象徴する交流



このセレモニーには、日本からも国務大臣の伊東良孝氏が出席し、長年の友好関係を振り返る発言がありました。また、フィンランドの文化的シンボルであるムーミンも登場し、会場を盛り上げました。

アカペラグループによるパフォーマンス



セレモニーの中では、アカペラグループのTuuletar(トゥーレタル)が圧巻のパフォーマンスを披露し、その後にはフィンランドの人気アーティストであるKäärijä(カーリヤ)が登場し、特別なステージを繰り広げました。この一連のイベントは、フィンランドが大切にする理念に対する理解を深める貴重な時間となりました。

サステナブル・ライフスタイルの重要性



午後には、北欧パビリオン内で「サステナブル・ライフスタイル – 北欧スタイル」と題したパネルディスカッションが行われ、フィンランド及び日本のファッション・テキスタイル業界のリーダーたちが集い、持続可能な未来に向けた取り組みについて議論されました。

フィンランド外貿易・開発大臣のヴィッレ・タヴィオ氏は、「フィンランドは素材へのイノベーションが進んでおり、サステナブルで魅力的なファッションの未来を築くために、社会を変える取り組みが重要である」と語りました。

日本との文化交流



ストゥッブ大統領夫妻は、イベント後に日本館を訪れ、北欧パビリオンでもフィンランドの文化を体験しました。サンタクロースやサウナなど、フィンランド文化を象徴するプログラムが展開され、多くの来場者がそれらを楽しみました。

夜の部:フィンランド人のようにパーティー



夜には「Party Like a Finn ~ロック&ファッション~」というテーマの特別ステージが行われ、フィンランドのライフスタイルとファッションが融合したショーが披露されました。セレモニーの後半には再度Käärijäが出て、観客を魅了しました。

未来への希望



最後に、北欧パビリオンのフィンランド代表ニタ・ピルカマ氏は、幸福の本質や価値を日本の人々に伝えることが期待され、両国の関係が深まることを祈念しました。

北欧パビリオンは今後も、北欧の先進的な取り組みや文化、大切にする価値観を共有するイベントを開催し、持続可能な未来に向けた活動を続けていく考えです。


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会社情報

会社名
The Nordic Pavilion
住所
東京都港区六本木1-10-3-200
電話番号
090-7095-4475

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