廃材活用のチェア登場!
2025-07-15 11:09:45

廃材を活用したエコな新家具、Arperの新作「Catifa Carta」をチェック!

理想的な循環を実現する新チェア、Catifa Carta



イタリアのインテリアブランドArperが、新たな提案をもって日本市場に登場しました。その名も「Catifa Carta(カティファ カルタ)」。このチェアは廃棄される運命にある木材を再利用した、環境に優しい製品です。この椅子は、ただの家具ではなく、持続可能な未来を考えた結果生まれた成果物でもあるのです。

Catifa Cartaとは何か?



Catifa Cartaは、廃棄木材から作られた29枚の再生紙を圧着成型して作られる「ペーパーシェル」を使用しています。この製品は、化学接着剤を一切使わず、全て100%生物由来の成分であるヘミセルロースを利用しています。この素材選びは、環境への配慮だけでなく、生命のサイクルを考えた設計でもあります。シェルは、寿命を終えた後には適切な熱処理が施され、土壌に還元することが可能なバイオ炭へと変わります。これにより、菌類や微生物にとっての住処となり、森の再生にも寄与するのです。

デザインと機能性の両立



座面幅は53cmありながら、ペーパーシェルは驚くほどの強度を誇ります。また、緩やかなカーブを描いたデザインは、身体を優しく包み込み、快適な座り心地を提供します。さらにこのチェアは全てのパーツが完全に分解可能であるため、メンテナンスや再利用、リサイクルがしやすい構造になっています。一般的な椅子にはない、経年による風合いの変化を楽しめる点も魅力の一つです。

環境に優しい理由



Catifa Cartaは、使用されるペーパーシェルにおいてCO₂を1kgあたり約1.5kg吸収・固定します。このことは、環境への影響を大幅に軽減する結果につながります。実際、温室効果ガスの排出に関する指標である「CO₂e」でも、従来のプラスチック製シェルと比較して98%の削減が可能です。今や、この椅子を使用すること自体が環境保護に寄与することになります。

Arperのブランド理念



1989年に設立されたArperは、イタリアを拠点とするインテリアブランドで、「furniture for(〜のための家具)」をブランド名の由来としています。この理念には、家具やデザインが時代や環境の変化に応じて再定義され、豊かで創造的な未来を築くために役立つという考え方が込められています。2005年から環境に特化した部門を設立し、2008年には家具業界で初めて環境宣言を取得するなど、持続可能性に高い関心を寄せています。

おわりに



Catifa Cartaは、Arperのサステイナブルな取り組みの一環として、ただの椅子ではなく、環境に優しい選択肢を提供します。今後もこのような環境配慮型家具が増えていくことを期待したいです。日本国内での導入を希望される方は、Arper Japanにお問い合わせください。


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会社情報

会社名
Arper Japan株式会社
住所
東京都港区北青山2丁目7−22H・T・神宮外苑ビル 8F
電話番号
03-5775-0008

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