五感で楽しむ特別なカフェ体験！巡るこ～ひ～展が宇都宮に誕生

特別なカフェ「巡るこ～ひ～展六」

栃木県宇都宮市で、2024年2月1日から2月25日まで開催される「巡るこ～ひ～展六」。この特別なイベントでは、普段はギャラリーとしてのみ活動する築90年の日本家屋が、なんと特別なカフェとしてオープンします。いわゆる「五感で楽しむカフェ」として、様々な魅力を提供してくれます。

陶芸作家による器が彩るコーヒーの世界

今回の展示には、陶器、和紙、木工、漆器、金工作品など、総数約500点の作品が並びます。中でも人気の陶芸家、升たか氏は「器はポジティブでなきゃいけない」と語ります。その言葉通り、器からは楽しく、幸せに飲むことができるポジティブなエネルギーが感じられます。参加できる13名の作家たちによる個性豊かな作品たちが、あなたのお気に入りのコーヒー碗として存在し、選ぶ楽しみをも与えてくれます。

日替わりのコーヒー専門家たち

「巡るこ～ひ～展六」の特徴は、県内各地から集まった9名のコーヒースペシャリストが日替わりでカフェをオープンする点です。印象に残るのは、老舗コーヒー店「お～るどび～んず」のマスター星野氏。彼は普段店では提供しない豆や焙煎方法に挑戦し、この特別な期間を楽しむ特別なメニューを提案しています。栃木県は生乳生産量が全国2位を誇り、地産の新鮮なミルクを使用した至福のコーヒーメニューにも期待が高まります。

珈琲講座で知識を深める

また、期間中にはSCAJアドバンスド・コーヒーマイスターによる講座も開催されます。初心者から上級者まで対象としたこの講座では、専門的な知識を学び、美味しいコーヒーを自宅で作る技術を身につけることができます。参加者は全て事前予約が必要で、特別なお菓子も用意され、充実した時間が約束されています。

歴史ある日本家屋が醸し出す独特な雰囲気

会場となる「ギャラリーハンナ-絆和-」は歴史的な日本建築で、昭和初期の面影を残します。暖簾をくぐり、ガラガラと引き戸を開けると古き良き木枠のガラス窓や隠し階段が迎えてくれ、心温まる空間が広がります。この空間は、時間、場所、アートが作り出す唯一無二の体験です。

ギャラリーハンナの取り組み

ギャラリーハンナの店主トーマスあす子さんは、「敷居が高いと思われがちなギャラリーを身近に感じてもらいたい」との思いから、このイベントを企画しました。今回で6回目を迎える本イベントは、更に充実した時間を提供し、観客の期待を超えてくれることが期待されています。特設サイトでは、現地に来られない方々にもこの魅力を感じてもらえるよう、さまざまな情報が発信されています。