カレーパングランプリ2025で初めてのグランドチャンピオンが決定

カレーパングランプリ2025の新たな試み

2025年7月21日、東京都品川区の大崎ブライトコアホールにて、待望の「カレーパングランプリ®2025」の授賞式が開催されます。今回は特に注目される"グランドチャンピオン"の選出が行われ、過去の最高金賞受賞カレーパンの中から真の王者が選ばれます。これは、2016年に始まったカレーパングランプリの歴史の中で初めての試みであり、全国から集まる約6,000のエントリーの中から選ばれたカレーパンが一堂に会します。

グランドチャンピオンとは？

グランドチャンピオンは、歴代の最高金賞受賞カレーパンの中から最も優れた一品を選び出す特別な審査です。この数年間で築き上げられた名作の中から、特に記憶に残る逸品を選出することで、カレーパン界の頂点を決定します。まさに“カレーパン界の頂上決戦”とも言えるこの企画は、カレーパン文化の成熟を象徴するものとなります。

なぜ今グランドチャンピオン？

2016年から始まったカレーパングランプリは、10年目を迎えました。この10年間、全国のベーカリーは創意工夫を重ね、今やカレーパンは懐かしい味から最先端グルメに成長を遂げています。その中で、過去の名作を再評価し改めて人々に楽しんでもらうために、特別な審査が必要だと考えました。さらに、最高金賞を受賞したカレーパンたちが次の目標に挑戦することで、業界全体の底上げにもつながると期待されています。

カレーパンファンへの感謝

「また食べたい」「あれは忘れられない」という声が年々強まる中で、ファンからの熱い想いに応える形で、過去の名作をもう一度味わえる機会を提供することは、ファンへの感謝の形とも言えます。かつての名作が再び話題となることで、カレーパンの持つ記憶と感動を再発見する場となるでしょう。

審査の仕組み

審査は、歴代の最高金賞を受賞したカレーパンが対象となります。事前のエントリーは不要で、公平な条件のもと選出されます。ファンの票と特別審査員による試食評価を組み合わせたハイブリッド方式により、客観性とエンターテインメント性のバランスが取れた夢の対決が実現します。この審査は、年や部門を超えたカレーパンのオールスター戦です。

10周年に向けた節目の取り組み

2026年に予定されている第10回大会に向け、このグランドチャンピオンは10周年イヤーのプロローグとして始動します。
過去の積み重ねを振り返りつつ、未来への期待を持ちながら新たな一歩を踏み出す試みとなるでしょう。歴史をまとめながら、未来を見据えた絶好の機会になっています。

日本カレーパン協会の役割

一般社団法人日本カレーパン協会は、カレーパンを通じて世界中の人々を笑顔にし、さまざまな社会問題を解決するために存在しています。協会は2017年に設立され、カレーパン文化を広め、イベントを通じて多くのファンを抱えています。2024年には50,000名以上の協会員が登録され、カレーパンへの熱い思いを形にしています。