京都の新たな拠点『幾星 京都蒸溜室』が開店
2023年12月1日、京都の中心地、五条に『幾星 京都蒸溜室』(IXEY Non-Alcoholic Spirits Kyoto Distillery & Salon)がオープンしました。この新たなスポットは、ノンアルコールスピリッツに特化した蒸溜所とカクテルバーを兼ね備えた施設でもあります。
歴史ある京町家での特別な体験
店舗は、築約140年の歴史ある京町家を改装したもので、まるで時間が止まったかのような非日常的な空間を提供します。ここでは、季節ごとに変わるノンアルコールカクテルが楽しめ、カクテルブックには載っていない独自のスペシャリティを体験できます。「喫酒幾星」のオーナーでありバーテンダーの織田浩彰氏は、「幾星」の名を、「爾来茲幾星霜」の精神に基づいて付けました。この名には、過ぎ去った年月に思いを馳せ、常に進化するバー文化を受け継いでいくという情熱が込められています。
こだわりのノンアルコールスピリッツ
ノンアルコールスピリッツの必要性が高まる中、織田氏は新型コロナによる営業制限を受け、アルコールを含まない飲料でも高揚感が得られることに気づきました。この経験が彼をノンアルコールスピリッツ蒸溜所の開設へと導きました。「アルコールを飲んでいるのと変わらない楽しさを味わえる」との声は多く寄せられており、ノンアルコールの可能性は無限大だと確信しています。
媚薬草の魅力
また、『幾星 京都蒸溜室』は、京都の大文字山裏にある私設薬草園にて、珍しい外来ハーブを栽培しています。豊富な経験を持つ織田氏は、そこから生まれるハーブ系カクテルなどを通じて、国内外の極めて多様な顧客に満足を提供しています。これは、日本のボタニカルを生かしたカクテル作りへの彼の dedicationの賜物です。
ノンアルコールの未来を見据えて
新たに発表されるオリジナルノンアルコールスピリッツ「miatina(ミアチナ)」は、植物の香りが特徴の飲む香水のコンセプトに基づいており、自宅でリラックスしながら楽しむことができる注目のアイテムです。この他にも、こだわりのカクテルを楽しめるメニューが揃っています。
誰でも楽しめるバーへ
『幾星 京都蒸溜室』では、アルコールを飲まない方でも気軽にご利用できる場所を目指しています。営業時間は午後2時から22時まで、水曜日が定休日とされ、観光やランチ後のティータイムに訪れることが可能です。繁忙な街の中心にあっても、喧騒から離れ、リラックスした時間を過ごせる空間が広がっています。
地域に根付いた次世代のバー文化
この新しいバーは、京都の美しい四季の移ろいを感じながら、訪れるすべての人々に特別な体験を提供します。非日常を楽しむための新しい選択肢として、成長を続ける『幾星 京都蒸溜室』にぜひ足を運んでみてください。リラックスしたひとときや、特別な一杯を楽しむことができることでしょう。
店舗情報
- - 店名: 幾星 京都蒸溜室 (IXEY Non-Alcoholic Spirits Kyoto Distillery & Salon)
- - 代表者: 織田浩彰
- - 所在地: 〒600-8114 京都市下京区六軒通高瀬川筋東入早尾町164番地2 1F
- - TEL: 075-708-2091
- - 営業時間: 14:00-22:00(水曜休)
- - URL: 公式サイト
- - Instagram: @ixey_distillery
12月1日にはバーのみがオープンし、併設の蒸留室は近日中に開設予定です。