現代社会のゴミ問題をどうするか
福岡を拠点に活動するRICEメディアは、社会課題やSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにしたショート動画を展開するメディアです。この度、同社は新たな企画「1か月捨てはず生活」を始めることを発表しました。この企画では、捨てられる運命にあるモノを活用しながら生活することで、現代社会が抱えるゴミ問題を考察し、その解決策を探ります。
ゴミ問題の深刻さ
日本に限らず、世界中で大量のゴミが発生しています。私たちの使うプラスチックやその他の廃棄物は、実際には「もう使えないもの」として安易に捨てられてしまいます。しかし、このような現象が繰り返される中で、本当に再利用できないのか、自問自答する必要があります。RICEメディアが「1か月捨てはず生活」をスタートさせる背景には、このような問題意識があるのです。
企画内容と目的
新企画の内容は、捨てられるはずのものだけを使って1ヶ月間生活を行うというものです。動画は、2024年2月14日から3月21日まで、YouTube ShortsやInstagram、TikTokなどのプラットフォームで配信されます。この1ヶ月間で彼らは様々なロス問題を扱いながら、それらに対する意見や解決策を視聴者と共有していく予定です。
リーダーの廣瀬智之社長は、「社会課題の未認知の打破」をミッションとして掲げており、これまでに「1か月プラなし生活」や「1か月脱プラ生活」などの企画を通じて、多くの視聴者にメッセージを届けてきました。これらの取り組みは、SNS上で総再生回数が数億回を超えるほどの反響を呼び、注目を集めています。
事例の成功
2022年7月と2023年7月に実施された「1か月脱プラ生活」企画は、視聴者からの高い関心を集め、累計で5,100万回の再生を記録しました。この成功を受けて、さらに多くの人々にゴミ問題の認識を広め、解決への一歩を踏み出すために「1か月捨てはず生活」企画が立ち上げられました。この試みは、新たな生活スタイルの模索であると同時に、視聴者に意識変革を促す重要な試みとも言えるでしょう。
社会へのメッセージ
このプロジェクトを通じて、RICEメディアは視聴者に、日常生活の中での捨てる行為がどれほどの影響を及ぼしているのかを考えてもらいたいと考えています。捨てられるものの再利用やリサイクルを意識することは、未来の地球環境を保護するために欠かせない行動です。それは単に個人の意識変革だけでなく、社会全体の価値観を変えるための第一歩となります。
最後に
RICEメディアは、今後もこうした革新的な企画を展開し続ける意向であり、社会課題に取り組む姿勢を貫いていきます。また、視聴者が積極的に参加できるようなコンテンツを提供し、未来を見据えた持続可能な社会を共に育んでいくことを目指しています。これからの「1か月捨てはず生活」の配信をぜひお楽しみに!