鈴鹿市とSUPER FORMULAが協力！大湯都史樹選手が小学生にスタートアップを教えるイベント開催

鈴鹿市で開催される特別な日

2025年11月17日、鈴鹿市立明生小学校で特別なイベントが行われます。現役のプロレーシングドライバー、大湯都史樹選手が「モータースポーツ体感講座」を通じて、小学生たちにモータースポーツの魅力や夢を追う大切さを教えます。この講座は、鈴鹿市とSUPER FORMULAの地域連携プログラムの一環として実施され、未来のレーサーたちにとって貴重な学びの場となることでしょう。

モータースポーツ体感講座の内容

イベントでは、大湯選手が「夢を持つこと、努力すること、工夫することの大切さ」というテーマの下、子どもたちに講演を行います。この講座は、5年生の児童36名を対象に実施され、モータースポーツの魅力を体感するための多彩なプログラムが用意されています。また、実際のレースカーを使用する体験授業も行われ、筍の見学や搭乗体験、タイヤ交換、エンジン始動等が含まれています。

この様々な体験により、参加する子どもたちは、ただの理論を学ぶのではなく、実際のモータースポーツの現場を体感することができるのです。

大湯都史樹選手の経歴

大湯選手は、1998年に北海道で誕生したレーシングドライバーです。幼少期からレースアニメに影響を受け、小学校3年生でカートをスタート。その後、2010年に全日本のタイトルを獲得し、鈴鹿や岡山を中心に全日本のカートレースで活躍しました。2016年には鈴鹿サーキット・レーシングスクールを主席で卒業し、FIA-F4選手権に挑戦。2020年にはスーパーフォーミュラで初勝利をおさめ、超高速のレースシーンで名を馳せる存在に成長しました。

彼は、地元鈴鹿市との連携を強化するためのパートナーシップの一環として、子どもたちにモータースポーツの魅力を伝えることを楽しみにしていると言います。

地域連携プログラムについて

このプログラムは、鈴鹿市とSUPER FORMULAを運営する日本レースプロモーションが2014年に締結し、地域の活性化を図る目的でスタートしました。この取り組みは、モータースポーツを通じて地域の魅力を伝えるとともに、若い世代へのスポーツ振興に寄与することを目指しています。

他にも、さまざまな地域との連携を進めており、過去には静岡県でのイベントなども行われてきました。モータースポーツを身近に感じることができる機会を提供し、地域の子どもたちが夢を持つきっかけとなることを願っています。

この「モータースポーツ体感講座」は、小学生にとって特別な経験となること間違いなしです。彼らがこの日を通じて、夢を追いかけることの素晴らしさを学ぶことができるよう、サポートを行いたいと思います。