冷え込む季節に要注意!家族間での火災対策の重要性
冬が訪れると、暖房器具の使用が増え、その結果として火災のリスクも高まります。最近、株式会社スマテンが実施した「冬の火災意識調査」によると、約6割の家庭が火災リスクについて家族間で話し合ったことがないことが明らかになりました。これは非常に危険な状況です。
調査から見えた実態
調査は、全国の15歳以上99歳以下の男女70名を対象に、主に冬の火災リスクに対する意識を探るものでした。その結果、以下のことがわかりました。
- - 家族間でのコミュニケーション不足:家族と冬の火災リスクについて話したことがあるのはわずか24名(約39%)に留まり、残りの約61%は話し合っていませんでした。これにより、火災が発生した場合の行動や役割分担が不明瞭となることが懸念されます。
- - 消火用具の管理不足:調査の結果、キッチン周りの消火器などが「使える状態になっている」と答えたのは24名に過ぎず、34名(約49%)は「いいえ」と答えました。これは、万が一の事態に対する備えが不十分であることを示しています。
- - 暖房器具周りへの配慮:一方で、77%の回答者が暖房器具の周りに燃えやすいものを置かないように意識しているとのことです。しかし、これだけでは不十分で、具体的な対策や点検も怠っている傾向が見受けられます。
スマテンの提言
株式会社スマテンは、建物の法令点検や設備管理を行う企業として、ただ「気をつけている」と思うだけではなく、具体的な行動や確認が重要だと声を大にして提言しています。特に家族内での確認や話し合いは、火災のリスクを軽減するための第一歩となります。
日常の安全点検のすすめ
冬の季節は、空気が乾燥しやすく、火災が発生しやすい時期でもあります。スマテンは、これを危惧し、家庭でも季節ごとの点検や家族間での話し合いを推奨しています。「設備がある」というだけではなく、その設備が「使える状態か」を確認することが重要です。さらに、万が一の際に誰がどのように行動するかを共有しておくことが、より安全な家庭環境を築くために必要です。
会社概要
株式会社スマテンは、消防設備の点検をはじめとし、建物法令点検を効率化するためのクラウドサービス「スマテンBASE」を提供しています。最近では、法令点検のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでおり、ビルオーナーや管理会社への負担軽減を図っています。
まとめ
冬の火災リスクに対する意識は高まっているものの、具体的な対策や行動まで踏み込んでいる家庭は少ないという調査結果から見えるのは、家庭での防災意識の向上の必要性です。スマテンは、これからも業務を通じて社会全体の防災レベルを引き上げていく所存です。
詳しくは
スマテンのウェブサイトをご覧ください。