全国の青年経済人が魅力を発信!「YEGの日」
2023年11月11日、「YEGの日」にあたるこの日に、日本商工会議所青年部(日本YEG)が主催する全国一斉キャンペーンが行われました。今回の活動では、日本中の商工会議所青年部およびそのメンバーが一堂に会し、各自の地域の特性や魅力をSNSを通じて広めるという試みが実施されました。
YEGの日とは?
「YEGの日」は、日本商工会議所青年部がその結束を強化し、地域魅力を発信するために設けられた特別な日です。この日が制定されたのは、2012年、創立30周年を記念してのこと以来、毎年この日には全国のメンバーが力を合わせて地域活動をアピールする機会とされています。
SNSを駆使した魅力の発信
メンバー約32,000名からなる全国417の商工会議所青年部は、それぞれの地域での産業、観光、食文化、コミュニティに根ざした魅力を、InstagramやFacebookなどのSNSを利用して紹介しました。これによりオンライン上では「地域の魅力フェス」とも呼ばれる巨大な情報発信の場が生まれました。また、当日の日本YEG公式Instagramアカウントの閲覧数は総計で58,330回となり、地元の「自慢」投稿が約1,000件を超えました。
地域の特色が際立つ活動
各地域での活動は多様性に富んでおり、滋賀県守山では「もりやま卑弥呼」が地域イベントに参加し、守山市の魅力を広めていました。一方、静岡県掛川では「掛川市緑茶で乾杯条例」の施行を記念し、約7年前の先輩たちの政策提言を重んじる取り組みが進められています。これなどは地域の経済や文化を守るための青年部の力強い活動を示すものです。
知恵を結集し、地域を活性化する
特にこの日には、奈良県の橿原商工会議所青年部が、宮崎YEGとの連携イベントを振り返って強い絆を再確認していました。このような相互の交流は、地域経済を育成し、それぞれの文化を尊重するきっかけとなっていくことでしょう。さらに、広島県府中では「歌のチカラ」をテーマに地域交流を促進するイベントが催されるなど、各地で様々な文化交流の形が生まれています。
まとめ
「YEGの日」は、単なるイベントの日ではなく、全国の若手経済人たちが力を合わせて地域の魅力を再発見し、それを全国に広める活力ある取り組みです。このような活動は、地域経済の健全な発展に寄与し、若者たちが未来のリーダーとして成長していくための貴重な経験となることを期待しています。今後も「YEGの日」を通じて、多くの地域がその独自の魅力を発信し合い、さらなる飛躍を遂げることを願っています。