副業を考える人々の傾向が変化!『lotsful』定期調査の結果発表
パーソルイノベーション株式会社が運営する副業人材マッチングサービス『lotsful』は、2024年11月に実施した副業に関する定点調査の結果を発表しました。この調査は毎四半期ごとに実施されており、今回で11回目となります。特筆すべきは、11月1日に施行されたフリーランス新法に対する認知度も調査のテーマに含まれている点です。
調査サマリー
調査結果では、副業経験者と副業に意向を示す人がともに増加していることが分かりました。また、副業を希望する理由として、「自身の将来のキャリアに考えた」と「所属企業が副業を推奨・容認しており副業しやすい」という回答が最多であることが注目されます。
さらに、今後副業を行いたい理由として「現職でやりたいことができない」という回答も最多を記録しました。これは、より多くの人々が副業を通じて新たな経験を求め、キャリアアップを図っていることを示しています。
フリーランス新法の認知度
調査では、フリーランス新法に関する認知度が調査されました。その結果、「聞いたことすらない」という回答が42.7%を占め、逆に「内容を知っており理解している」のは41.2%でした。これにより、副業経験者には新法への理解が深いことが窺えます。
副業実施の理由
副業実施理由を見ると、「自由に使えるお金を増やしたい」という理由が40.4%でトップに。さらに、副業に対する企業の理解が進んでいることを受けて、「自身の将来のキャリアに考えた」との回答が22%、「企業が副業を推奨・容認している」が18.4%と、過去最多の結果となりました。
副業を希望する理由
今後の副業希望理由として最も多かったのは「現職でやりたいことができない」で、こちらも過去最多の16%。これは、より多くの人々が自らのキャリアを副業で補完しようとしている傾向を示しています。
企業側の副業受け入れ進展
『lotsful』は、企業側にも副業受け入れを促進し、実績やスキルを重視した案件を揃えています。副業を希望する人には、リモートでの勤務が可能な案件や週に1回からスタートできる柔軟な働き方が用意されています。副業未経験者でも安心して挑戦できる環境が整っています。
また、企業側にも多様なスキルを持つ人材を採用しやすくするための支援も行っています。契約や労務管理体制の構築にも豊富な事例があります。
キャリアサークルと副業マッチング
『lotsful』が提供する「キャリアサークル」は企業向けのキャリア支援プラットフォームで、社内求人の可視化や応募状況の管理を一元化することが可能です。これにより、企業は副業者の適性を見極めやすく、有効活用が進むことになります。
まとめ
この副業調査結果は、キャリアや働き方に対する意識が変化していることを示しています。副業を通じて新たなスキルや経験を積むことが、今後のキャリアアップにおいて重要な要素となることでしょう。『lotsful』のようなマッチングサービスがますます求められている現状を背景に、今後の副業市場の動向には目が離せません。