大阪・関西万博の魅力を自宅で楽しむオンラインツアーが開催
大阪で開催される2025年の関西万博。その魅力を自宅で手軽に楽しめる「オンラインツアー」が始まります。この取り組みは、一般社団法人関西イノベーションセンター(MUIC Kansai)が運営しており、特に会場に足を運ぶことが難しい方々に向けて設計されています。ここでは、オンラインツアーの概要とその魅力を詳しくお伝えします。
オンラインツアーの概要
「LET’S EXPO」と名付けられたこのプロジェクトでは、万博をより多くの人々が楽しめるよう工夫されています。オンラインツアーは、パビリオンの魅力をリポーターが生中継で伝えるサービスであり、スマートフォンやスマートテレビを使って自宅から参加できます。参加者は、リアルタイムでチャット機能を活用し、旅を共にするリポーターや他の参加者とコミュニケーションをとることができます。さらには、参加型クイズなども用意され、まるで現地にいるかのような体験が実現します。
初回の生中継「三菱未来館」
オンラインツアーの初回は4月23日(水)14時から15時に行われる「三菱未来館」の生中継です。このパビリオンは、地上空間に浮かぶような建物で、地下の深海から宇宙へと旅を続けながら、生命の神秘を体感できます。スケジュールは次の通りです:
- - 13:50:生中継スタート(参加者の点呼時間)
- - 14:00:本編スタート(パビリオン内部の体験)
- - 15:00:生中継終了
第二回の生中継「ノモの国」
続いて、第二回は4月30日(水)の14時から15時に「ノモの国」の生中継が予定されています。この体験では、参加者自身がストーリーの主人公となり、パナソニックによる先進的な技術が組み込まれた演出を楽しむことができます。スケジュールは以下の通り:
- - 13:50:生中継スタート(参加者の点呼時間)
- - 14:00:本編スタート(パビリオン内部の体験)
- - 15:00:生中継終了
参加へのアクセスと楽しみ方
このオンラインツアーは特に介護施設や特別支援学校など、リアルタイムでの参加が難しいところにも配慮されています。ツアーの進行はゆったりとしたペースで行われ、クイズや体操なども取り入れられています。視聴者がその場にいるように体験できるのは、MUIC Kansai と連携した東京トラベルパートナーズ、住友電気工業の協力があってこそです。
LET'S EXPOの目的
このプロジェクトの目的は、万博に行きたいけれど行くことができない多くの方々に、さまざまな形で楽しんでもらうことです。特に、身体に不自由を抱える約1,200万人の方々のうち、今年は35万人に対してオンライン体験を提供する計画が進められています。また、この取り組みは日本の福祉技術を世界に発信し、より多くの人々に万博の楽しさを広めることを目指しています。
大阪・関西万博のオンラインツアーは、簡単に誰もが参加できるようにデザインされています。この機会を通じて、万博の新たな魅力をぜひ体験してみてはいかがでしょうか。今後のツアーに期待しましょう!