障害者とともに描く未来の働き方 - Good Job Award/Exhibition 2016-2017のご紹介

障害者とともに描く新たな社会の形

Good Job Award/Exhibition 2016-2017は、障害のある人たちとともに社会の働き方を再考するプロジェクトです。この活動は、昨年度に引き続き、国内外で誕生しているユニークな取り組みを集め、それらを奨励し紹介することを目的としています。

プロジェクトの概要

本プロジェクトは、株式会社東急エージェンシープロミックスが運営するPOZI事務局によって推進され、ダイバーシティを重視する企業との連携を通じて、社会がどのように変化できるかを探求しています。

昨年度、初めて実施したGood Job! アワードでは、アートやモノづくりだけでなく、障害者と共に働くための様々な工夫や新たな可能性を模索する取り組みを公募しました。その結果、118件もの応募があり、12件が実際に受賞しました。これらの取り組みは、宮城、東京、大阪、大分を巡回しながら展示・紹介され、12,000人の来場者を迎えることができました。このような出会いが、新たな活動の芽吹きとなったのです。

今年度の展望

今年度もAoardを実施し、全国から集まった独創的で先進的な活動を紹介する予定です。特に注目すべきは、IoTやFABなど、福祉の分野に新たな変化をもたらすテーマに関するセミナーです。これによって、次世代のリーダーたちとの連携を深め、社会の未来に対するビジョンを共有します。

また、展覧会「Good Job! Exhibition」では、受賞作品を展示しつつ、他の先駆的な事例を広く発信します。さらには、各地の自治体からの巡回展の依頼に基づき、東京展をベースにして多様な地域での活動も展開する計画です。