廃棄植物の新商品
2024-03-04 18:53:34
廃棄植物から生まれた新素材の植木鉢&カトラリーが話題!
廃棄植物から生まれた新素材の植木鉢とカトラリー
最近、トレ食株式会社がMakuakeで達成したプロジェクトが注目を集めています。環境に優しい新素材でできた植木鉢とカトラリーセットが、先行販売で目標金額の200%を超える支持を受けているのです。このプロジェクトは、廃棄される植物から抽出されたセルロースを使用したもので、持続可能な社会の実現へ向けた一歩となっています。
セルロースって何?
セルロースは、植物の主成分の一つで、食物繊維として知られています。その特性から、紙やプラスチックの代替品としても利用されています。しかし、従来の方法ではセルロースの抽出が難しく、特に環境面から見ると持続可能な方法での利用は課題でした。
トレ食の取り組み
トレ食は、廃棄植物の可能性に目をつけ、独自の技術を駆使してセルロースの抽出に成功しました。具体的には、協力企業との連携により開発した「連続式処理試作機」を導入。これにより、複雑な工程を経ずに、材料を効率よく分解し、低コストで質の高いセルロース製品を製造しています。
この技術は、食品業界や材料科学の分野でも注目されており、今後の活用が期待されています。例えば、食べられない部分を分解して有効成分だけを取り出すことで、廃棄物を削減し、食料問題の解決にも寄与する可能性があります。
人気の商品ラインアップ
トレ食がMakuakeで先行販売している商品の中でも、特に注目を浴びているのが、トマトの葉から作られた植木鉢と竹のセルロースで作られたカトラリーセットです。
トマトの葉の植木鉢
この植木鉢は、特に育苗に適しており、3号の植物を簡単にポンっと入れられる設計になっています。また、しずく型の受け皿は持ちやすく、移動や水やりが容易です。自然な色合いでありながらも、環境に負荷をかけない作りに仕上げられています。
竹のカトラリーセット
竹の端材を使用したカトラリーセットは、軽量で頑丈。口当たりが滑らかで、高さが長めのスポーク型スプーンとフォークは、アウトドアでも特に役立ちます。食事がよりナチュラルな印象に仕上がり、様々なシーンで使うことができます。
サステイナブルな未来へ向けて
トレ食の製品は、環境問題解決へ向けた一つのアプローチです。使用される材料は、持ちやすく自然な風合いで、料理をより美味しく、生活を彩ります。特に、放置竹林や廃棄トマトの葉など、再利用が難しい資源を活用することで、地域貢献にもつながっているのです。
また、トレ食ではオンラインショップにて、キャベツの芯から作ったセルロース名刺や、いぐさのアロマミストなどを販売しています。これらもサステイナブルな消費を促進する製品であり、私たちの生活に取り入れやすくなっています。
終わりに
このように、廃棄植物から生まれた新たな素材の利用は、ただの流行ではなく、持続可能な未来を築くための重要なステップです。トレ食の取り組みは、私たち一人一人の消費行動にも影響を与え、SDGsを実現するためのヒントを私たちに提供しています。興味がある方は、ぜひMakuakeでの購入を検討してみてください。プロジェクトは2024年3月24日まで続いていますので、早めの応援をお待ちしています!
会社情報
- 会社名
-
トレ食株式会社
- 住所
- 南相馬市原町区西町3-461-1
- 電話番号
-
0244-32-0605