グルテンフリーの新たな味！「バインミートーキョー」が外苑前にオープン

2020年3月16日、日本初のグルテンフリーに特化したバインミー専門店「Banh mi Tokyo（バインミートーキョー）」が東京都外苑前・表参道に開店しました。この店舗を運営するのは、株式会社ぽかぽかてーぶるで、オーナー兼メニュー開発者の音仲紗良氏が手掛けています。

同店では、ベトナムのサンドイッチバインミーを日本人の食のスタイルに合わせて再構築し、健康的に楽しめるサンドイッチを提供しています。その一環として、通常バインミーに使われるレバーパテには、ラードやマーガリンの代わりにナッツや米糀甘酒を使用し、トランス脂肪酸を含まない健康的な選択肢を実現しました。これにより、脂質を従来のバインミーの約3分の1にまで抑えています。

特に調味料にもこだわり、ベトナムの魚醤の代わりに日本の伝統的な魚醤「しょっつる」を使用し、より日本的な旨味を引き出しています。さらに、全てのバインミーは、おいしさだけでなく、健康に対する思いやりも重視した結果、「ジャパニーズ・ベトナミーズ」という新しい形のサンドイッチとして展開されています。

店舗情報

- 住所: 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25-lF
- 営業時間: 平日9：00～10：00、11：30～16：00 (L.O.15：30)

土・祝日 10：30～15：00 (L.O.14：00)、15：00～17：30 (L.O.17：00)
※夜は貸切予約のみ
※4月12日より日曜も営業

- 電話番号: 070-4142-0868

※15時まで繋がりにくい場合があります

音仲氏は、「バインミーが日本でグルテンフリーとして提供されていないことに疑問を感じ、米文化が根付く日本においても新たな選択肢として、グルテンアレルギーの方を含め多くの人に楽しんでもらいたい」と語ります。

また、バインミーは見た目にも美しく、バランスの取れた栄養素を取り入れやすい一方で、現状のバインミーには体に負担がかかる成分が多く含まれていることにも気づいたそうです。このことを踏まえ、音仲氏は日本の食文化を反映した健康的なバインミーを作ることにしました。「おいしさとカラダへの思いやり」を追求するこの店舗から、健康と美味しさが共存する新しい食文化が生まれることを期待しています。

さらに、同店では3月18日からサブスクリプションサービスもスタート。ドリンクが飲み放題になるほか、毎回のオーダーで100円の割引サービスが受けられるなど、魅力的な特典が用意されています。ドリンクメニューには、シングルオリジンのコーヒーやオーガニックティーが含まれており、毎月違ったフレーバーが楽しめます。これにより、朝食やランチ、カフェ利用を通じて、毎日のように「ジャパニーズ・ベトナミーズ」を楽しむことができます。

最後に、人気メニューの一部もご紹介します。自家製ピーナッツバターバインミー、スタンダードバインミー、五香粉チャーシューバインミー、サバカレーバインミー、TKB（玉子かけ風バインミー）など、多彩な選択肢が魅力となっています。この新たな試みが、多くの人々に愛されることを願っています。