コロプラのAI活用術
2025-10-06 15:22:05

コロプラ、業務におけるAI活用を徹底的に推進するための浸透モデルを発表

コロプラが示す新たなAI活用の道



株式会社コロプラは、AI技術の社内浸透を図るための様々な施策を打ち出しています。「最新のテクノロジーと独創的なアイデアで新しい体験を提供する」というビジョンの下、AI技術の導入をいち早く進めている同社。2024年度の情報通信白書によれば、日本ではまだ生成AI活用において先進国に対して遅れを取っているとのことですが、コロプラはその壁を克服するため、効果的なモデルを構築しました。

AI浸透の現状と社員の意識



コロプラでは、2022年から社内でAI活用推進に取り組んでおり、9月に行ったアンケートによれば、92%の社員が業務に何らかの形でAIを取り入れていることが確認されています。中でも、半数が「ほぼ毎日」AIを使用し、85%が「週に数回以上」AIを活用しているという高い活用度を誇っています。この結果の裏には、業務効率化の実感があり、約30%の社員が「業務量を50%以上削減できた」と回答しています。

このような高い浸透率が実現できたのは、段階を踏んだ施策やフローが自然に業務に組み込まれるように整備されたからです。コロプラでは、AI活用を「段階」で捉え、社員の心理に寄り添いながら浸透を試みています。

5段階の成熟度モデル



コロプラが独自に策定したAI成熟度モデルには5つの段階があり、以下のように分けられています。

1. 認識(Awareness): AIの可能性を知る
2. 探索(Active): パイロット方式での小規模実験を行う
3. 運用(Operational): 特定の業務におけるAI運用の開始
4. 体系化(Systemic): 組織全体でのAIを体系的に活用
5. 変革(Transformational): AIによるビジネスモデルの革新

多くの企業は、レベル2の「探索」段階で止まってしまいがちですが、コロプラはさらに進めるために、様々なステップを実施しています。

AI導入を加速させる4つのステップ



AI導入における課題の多くは、社員の「心理的抗拒感」にあります。それを乗り越えるためにコロプラが設定した4つの導入ステップは、以下の通りです。

  • - 社員教育の強化: AI関連の研修やワークショップを開き、知識を浸透させる。
  • - 試験的導入: 小規模なプロジェクトで実験を行い、成功体験を積む。
  • - フィードバックの活用: 使用したツールに関して意見を集め、改善に活かす。
  • - 全社的奨励: 成果を上げた事例を社内で共有し、モチベーションを高める。

また、社員の心理的段階を網羅的に見るために、AIの心理的浸透度も6段階に整理しています。これにより、社員がどの段階にいるかを把握しやすくなり、導入の戦略的アプローチが可能になります。

日々の業務に根付くAI体験



AIが業務に取り入れられ、ただの効率化ツールとしてではなく、新たな体験を創出する手段と位置付けることで、コロプラは独自のコンテンツを提供しています。今年の新機能『もぐもぐの書 〜たべたんです〜』から、AI利用による健康記録機能を実装。また、『神魔狩りのツクヨミ』などのゲームは、AIを用いて唯一無二のユーザー体験を提供しました。

これらの取り組みは、AIが企業の業務効率化だけでなく、創造性を引き出す可能性を示しています。コロプラはこれからも、AIの力を借りて新しい価値を提供し続ける姿勢を貫くことで、業界の生産性向上に寄与していく所存です。

企業情報



株式会社コロプラは、スマートフォンやコンシューマーゲームの開発を通じて、「Entertainment in Real Life」をミッションに掲げ、新しいエンターテインメント体験を提供します。今後も、業界に革新をもたらす製品を創出していくことを目指します。

  • - 社名: 株式会社コロプラ
  • - 設立: 2008年10月1日
  • - 代表者: 宮本貴志
  • - 所在地: 東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト5F・6F
  • - 公式HP: コロプラ公式ウェブサイト



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会社情報

会社名
株式会社コロプラ
住所
東京都港区赤坂9-7-2 ミッドタウン・イースト6F
電話番号
03-6721-7793

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