株式会社MAP経営、新機能「経営デザインシート」を発表
株式会社MAP経営は、経営シミュレーションシステム「MAP経営シミュレーション+」に内閣府推奨の新機能「経営デザインシート」を2025年12月22日にリリースします。この新機能は、企業が持続的な成長を実現するために必要な思考補助ツールとして、経営者の戦略的な意思決定を支援します。
経営デザインシートとは
経営デザインシートは企業の将来を考えるために有効なフレームワークです。昨今の急激な社会・経済環境の変化において、企業が変化に耐えうるためには、自社の存在意義を再認識し、長期的なビジョンを描くことが必要不可欠です。これにより、企業は自身の強みや過去の歩みを整理し、次のステップへ進むための戦略を立てることが求められます。経営デザインシートはこのプロセスを体系的に整理し、経営者の考えを可視化する手助けをします。
MAP経営シミュレーション+に新機能を搭載する意義
MAP経営が提供するMAP経営シミュレーション+は、中期計画を数値でシミュレーションする能力に定評があります。経営者が迅速な意思決定を下せるように、売上や利益、経費計画などのデータを客観的に示します。しかし、これらの数値には経営の狙いや戦略といった思考が伴います。
新機能「経営デザインシート」を搭載することで、経営者は「国語」で自身のありたい姿や戦略を整理し、そして「算数」でその実現可能性を検証することが可能になります。これにより、解像度の高い中期経営計画の策定が支援されます。
新機能の特徴
新たに導入された「経営デザインシート」は、シンプルで直感的に利用できる設計となっています。内閣府の手引きに従って項目が整理されており、何から始めればよいかわからないという壁を取り除きました。これにより、別途資料を確認することなくシステム上での作成が可能となります。
実際の操作や使い方については、使い方を紹介する動画も公開されており、視覚的にスムーズな理解が促進されます。
代表取締役のコメント
MAP経営の代表取締役、伊藤昌博氏は次のように述べています。「中長期的な計画を立てる際には、まずは会社のありたい姿を描くことが重要です。経営者の夢や思いを膨らませるところから始めてほしいと考えています。そして、ただの理想に終わらせず、現実的なバックキャスティングを行い、ありたい姿と現実を行き来しながら、より具体的な戦略を構築していくことが求められます。」
MAP経営の会社概要
- - 会社名: 株式会社MAP経営
- - 設立: 1989年3月
- - 代表者: 伊藤昌博
- - 事業内容: 管理会計専用システム「MAP経営シミュレーション」の開発・販売、経営計画業務の研修・人材育成等
- - 資本金: 3,000万円
- - 所在地: 東京都中野区本町2-46-1 中野坂上サンブライトツイン23F
MAP経営は、設立以来、全国の中小企業向けに経営計画の支援を行い、企業の安定した成長を実現するための専門会社として信頼を得てきました。今後も、経営力向上に向けたサービスを提供していくことに尽力しています。