アスエネ、GHG排出量算定で業界最大級の特許取得・出願!150件突破!
アスエネ株式会社は、2024年6月末現在、GHG排出量算定において業界最大級となる150件の特許を取得・出願しました。
同社のCO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」は、特許技術により、サプライチェーンとの効率的なデータ連携や、AIによるCO2排出量の算定・削減などの機能を提供しています。
特許取得・出願の背景
2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、CO2排出量の削減は企業にとって喫緊の課題となっています。アスエネは、この課題解決に向けて、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を提供する気候テック企業として、世界的な気候変動問題の解決を目指しています。
「ASUENE」は、国内No.1
の導入実績を誇り、日本国内外で6,000社以上(2024年3月末時点、アスエネ調べ)に利用されています。
今回の特許出願・取得は、アスエネが持つ技術力の強化だけでなく、グローバルで企業のサステナブルなビジネスモデル構築を支援するための重要な戦略的手段となっています。
特許技術による効率化
アスエネの「ASUENE」は、企業の温室効果ガスだけでなく、水やエネルギー、CFPなどといった環境データの一元管理を可能にし、サプライチェーン全体の管理を実現しています。
例えば、企業の電力や原材料を、製品・生産量ごとに分割するルールを介することで、自動算定を行い効率化することが可能です。この発明により、企業全体の環境データの算定から、自動的に製品CFPでの温室効果ガス算定を行い、業務の手間や工数の削減、圧倒的な業務効率化を実現しています。
さらなる強化へ
アスエネは、今後も特許の出願を強化することで、企業の環境データの見える化と管理の効率化を支援し、脱炭素・ESG経営に取り組む企業を支援することで、「次世代によりよい世界を。」というミッションの実現に挑戦していきます。
外部専門家のコメント
KX特許事務所代表弁理士 影山剛士氏は、アスエネ株式会社の知財活動について、「サービスのコアとなる技術を裏支えする特許の出願及び権利化活動を継続的に実施し、ビジネスモデル、UI、及びAIを始めとする広範な技術アプローチによりサービスを捉えながら、網羅的で漏れのない、戦略的な知財活動を推進しております。今後もまた、事業の規模及びステージに見合う特許の出願及び権利化活動を推進することを支援できればと考えております」とコメントしています。
「ASUENE」について
「ASUENE」は、複雑だったCO2排出量算出業務を簡単にサポートする、CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービスです。温室効果ガス・CO2排出量の算出・可視化、削減・カーボンオフセット、Scope1-3
のサプライチェーン排出量の報告・情報開示を支援します。
主な特長は以下の通りです。
請求書などをAI-OCRでスキャンし、お客様の業務工数を削減。簡単にCO2見える化を実現します。
SXコンサルティングの豊富な実績があります。
GHGプロトコルに基づいた、各種イニシアチブ(CDP・TCFD・SBTなど)の報告を支援します。
製品別CFP機能により、製品・サービス単位のCO2排出量の算定が可能です。
CO2クレジットオフセット、クリーン電力調達などの脱炭素ワンストップソリューションを提供します。
GHG排出量算定の国際規格ISO14064-3の第三者検証により、システムの妥当性を保証済みです。
アスエネサービスサイト:https://earthene.com
「ASUENE ESG」について
「ASUENE ESG」は、企業のサプライチェーンのESG(E:環境、S:社会、G:ガバナンス)経営の取り組みを可視化できるESG評価プラットフォームです。
主な特長は以下の通りです。
サプライチェーン企業に対し、信頼性の高いESG評価が可能です。
サプライチェーン調達におけるESG評価の工数削減を実現します。
有価証券報告書の開示に対応したコンサルティングを提供します。
表彰・PRで認知と集客を最大化します。
アスエネESGサービスサイト:https://earthene.com/rating
アスエネ株式会社 会社概要
会社名:アスエネ株式会社
事業:
CO2排出量見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」
ESG評価クラウドサービス「ASUENE ESG」
カーボンクレジット・排出権取引所「Carbon EX」の運営
資本金:66億8,869万円(資本剰余金含む)
代表者:代表取締役CEO 西和田 浩平
株主:経営陣、インキュベイトファンド、環境エネルギー投資、STRIVE、パビリオンキャピタル、Salesforce Ventures、SBIインベストメント、GMO VenturePartners、Sony Innovation Fund、GLIN Impact Capital、Axiom Asia Private Capital、三井住友銀行、SPARX、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ、村田製作所、RICOH Innovation Fund、NIPPON EXPRESSホールディングス、MetaProp、KDDI Green Partners Fund等
創業:2019年10月
住所:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
拠点:日本、シンガポール、米国、フィリピン
URL:https://corp.earthene.com/
【採用について】
ミッションである「次世代によりよい世界を。」を実現するため、国内・海外で全ポジションの採用を強化しています。
採用サイト:https://corp.earthene.com/recruitment
<注釈補足>
GHGプロトコル:温室効果ガスの排出量算定と報告の国際・世界基準
国内No.1:調査対象(CO2排出量見える化サービス、調査内容:調査対象各社のCO2の排出量見える化サービスについて累計導入社数を調査、調査方法:ヒアリング調査、調査対象時点:2023年7月末時点、調査実施:株式会社東京商工リサーチ)
Scope1-3:以下のとおり、事業者によるCO2排出量の算定・報告対象範囲を区分
Scope1:自社の事業活動において直接排出したCO2排出量
Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用により発生する間接的なCO2排出量
Scope3:上記以外の事業活動に関わる上流・下流のサプライチェーンのCO2排出量
SX:Sustainability Transformation(サステナビリティ・トランスフォーメーション)の略。企業が持続可能性を重視した経営方針へと切り替える取り組み
* CFP:Carbon Footprint of Products(カーボンフットプリント)の略称。商品やサービスがつくられてから捨てられるまでのライフサイクルの各過程における温室効果ガス排出量の合計をCO2排出量に換算して表示する仕組み