南三陸を救う、Kiraraさんの熱い想い
宮城県南三陸町の公式アンバサダーとして活躍するKiraraさんが、「漁業の未来を守るプロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトは、2011年の東日本大震災で受けた支援への感謝の気持ちを込めて、地域復興および持続可能な漁業の実現を目指すものです。
Kiraraさんの思い
2011年の震災時、当時小学5年生だったKiraraさんは、自身の家族とともに南三陸町で津波の影響を受けました。この体験を通じて、支援者たちの温かさを感じ、「自分も誰かの役に立ちたい」という強い思いを抱くようになりました。震災から13年が経過した今、彼女は故郷で漁業の未来を守る活動を行う決意を固め、クラウドファンディングの実施に至りました。
漁業の現状と課題
南三陸町は、日本有数の漁業地域として知られていますが、震災以来、その影響は今でも続いています。特に高齢化や後継者不足といった問題は深刻であり、また新型コロナウイルスの影響で観光客が減少し、地域経済も影響を受けています。このような厳しい現状を受け、Kiraraさんは「今度は自分が支える側になる」という決意を持って立ち上がりました。
具体的なプロジェクトの内容
Kiraraさんのプロジェクト「〖震災の逆境を超える〗南三陸の漁業の存続をしたい!」では、次のような目標が掲げられています。
1.
新商品の開発: 地元産のワカメを使用した魅力的な新商品を開発し、全国に発信します。
2.
漁業体験の促進: 家族経営の漁船を利用し、観光客に「南三陸の海」を体験してもらうプログラムを実施。震災から復興する町の姿を体験してもらう機会を提供します。
3.
情報発信: YouTubeやSNSを通じて、南三陸の魅力と現状を全国、さらには世界中に広めます。
このプロジェクトの原動力は、Kiraraさんの情熱です。彼女は一人の力で町を救うのではなく、多くの人々に南三陸を知ってもらい、関与してもらうことで地域を再生する道筋を描いています。
クラウドファンディングの取り組み
現在、Kiraraさんはキャンプファイヤーでクラウドファンディングを実施しており、目標金額は100万円です。この資金は、新商品の開発にかかる費用や漁業体験を支える設備、また情報発信のための機材購入に充てられる予定です。支援者には、地元の特産品や漁業体験プログラムなど、南三陸の魅力を感じられるリターンが用意されています。
Kiraraさんのプロフィール
Kiraraさんは、宮城つながり応援の公式アンバサダーとして活動しており、多彩なスキルを持つインフルエンサーです。家族が漁業を営む南三陸町出身の彼女は、祖父と父が受け継いできた漁業を次世代に繋げるために、熱意を持ってクラウドファンディングに挑戦しています。
企業情報
このプロジェクトを支援する株式会社ファーストイノベーションは、東京都中央区に本社を置く企業です。代表取締役社長の木ノ根雄志が率いるこの企業は、WEB制作や地方創生に関連する事業を展開しています。 公式サイトやSNSで、さらに詳しい情報を発信しています。
Kiraraさんの取り組みを応援し、南三陸の未来を共に築いていきましょう。