経営者育成のための実践的な学びの場
一般社団法人日本経営協会は、2025年7月22日から2026年3月10日までの期間にわたり、次世代の経営幹部を育成することを目的とした『実践経営哲学伝承塾』を開講します。現在、第36期生の参加者を募集中です。この塾は全9回に渡り、経営者や研究者など多様な講師陣から実践的な経営の哲学や理念、意思決定プロセス、行動の神髄を学ぶことができます。
コースの特徴
今回の塾では、創業経営者や大手企業の経営者、中小企業の経営者、経営学者などが講師として参加します。これにより、参加者はさまざまな視点から経営を考える機会を得ることができ、次代の経営者やリーダーになるためのスキルを磨くことができます。参加者の相互交流が促されることで、異業種間の人脈ネットワークも広がります。
また、講義形式だけでなく、意見交換やディスカッションを通じて実際の経営課題について深く掘り下げ、実際のビジネス現場での応用を目指します。考えを共有することで、新たな気付きを得たり、他の参加者からの刺激を受けたりすることができます。これまでに約500名の卒業生がこの塾を修了し、さまざまな企業の経営幹部として活躍しています。
学びの場の目的
『実践経営哲学伝承塾』は、平成2年に開塾されて以来、経営の理念や哲学を次世代に伝えるために開催されています。経営幹部に必要な“経営のこころ”をしっかりと学び、直面する課題に対する解決策を考えるための土台を築くことを目指しています。塾生同士の討論を通じて、より深い理解とクリエイティブな視点を養うことが可能です。
講師陣と塾の有識者
注目すべきは、豪華な講師陣です。塾長には坂元龍三氏が就任し、他にも著名な経営者や大学教授が揃い、実務や研究の両面からの知見を持ち寄ります。例えば、元京セラ会長の西口泰夫氏や、パナソニックの元副社長である川上徹也氏など、経営界のトップが集結します。また、経済学博士である大阪大学名誉教授の宮本又郎氏や、関西学院大学の教授・吉村典久氏も塾識として名を連ねており、質の高い学びが期待できます。
実践的なフィールドワーク
さらに、参加者は製造業のEIZO株式会社を訪問し、実際のビジネス環境での視察も行います。この経験を通じて、理論だけでなく、現場の課題や成功例を体感する機会が得られ、実践的な知識を習得できます。
募集要項と申込み
塾の開催は2025年7月22日から始まり、全9回を予定しています。対象は企業の部長級以上の経営幹部候補で、定員は20名。受講料金は会員330,000円(税込)、一般396,000円(税込)となっています。興味がある方は、2025年7月14日までにお申し込みが必要です。定員に達し次第、受付を終了しますので、早めの登録をお勧めします。詳しい情報や申し込みは、日本経営協会の公式サイトをご覧ください。
次世代の経営リーダーを目指す方にとって、この塾は理論と実践の両方を融合させた貴重な学びの場です。この機会に、ぜひ新たな一歩を踏み出してみませんか?