カインズの新しい試み
2026-08-20 12:18:14
カインズ、AIによる業務改革で商談記録の効率化を実現
カインズがAIで業務改革を推進
ホームセンター業界のリーダー的存在である株式会社カインズが、業務改革の一環として「bellSalesAI」というAIツールを導入しました。この取り組みは、バイヤーの業務をデジタル化し、生産性を高めることを目的としています。
カインズの挑戦
カインズは、全国に展開するホームセンターの運営を行っており、日々多くの取引先との商談を行っています。しかし、商談記録の管理が担当者ごとにバラバラだったり、内容が個人管理にとどまっているため、管理職がリアルタイムで状況を把握することが難しいという課題を抱えていました。
そこで、同社は「商談記録を効率化し、コンプライアンス基準を強化する」ことを目指し、bellSalesAIの導入を決定したのです。これにより、記録業務の効率化に加え、取引先との信頼関係を築く上でも必要な情報の正確な保存が期待されています。
導入の背景
カインズでは、全社的なAI導入を進める中、バイヤー業務のデジタル化が急務とされていました。また、「より良いものをより安く」の企業理念を実現するためには、対取引先との交渉を円滑に進める必要があり、記録内容の管理が非常に重要なテーマとなっていました。前述のような課題が明らかになる中、bellSalesAIの導入を積極的に進めることにしたのです。
導入の決め手
bellSalesAIの導入にあたっては、複数のAI記録サービスを比較した後、実証実験(PoC)を経て選ばれました。その過程において、次の3つのポイントが特に評価されました。
1. Salesforceとの強力な連携:bellSalesAIは、商談分析やマネジメントに活用できるデータの蓄積を前提に設計されており、今後の運用において弾みをつけます。
2. 業務単位での柔軟な設計:商品カテゴリーの違いに応じて取引先や商談内容が異なる中でも、要約項目を業務に応じて柔軟に設定できるため、バイヤー業務の実態に合った記録を実現できます。
3. 使いやすさ:現場の負担を増やすことなく、有意義な記録を実現できる点が評価され、高い満足感を得られました。
業務変革の3つのステップ
導入後、カインズはバイヤー業務の変革を次の3つのステップに分けて進める予定です。
1. 記録業務の効率化とコンプライアンス強化:商談記録の自動化を図り、品質の標準化を実現する。
2. データ活用基盤の構築:Salesforceに商談記録を固定し、取引先情報との関連付けを行う。
3. AIエージェントの活用:蓄積したデータに基づいて、商談準備や判断援助を強化し、競争力を高める。
導入の効果
bellSalesAIによってもたらされる一番の効果は、商談記録が組織全体で活用される資産に変化しつつあることです。商談内容が共有化され、管理職も交渉状況を把握しやすくなることで、迅速なアドバイスやフォローが行える環境が整いつつあります。従来のように個人任せではなく、組織全体で知識を蓄積することが可能になりました。
さらに、記録業務の負担軽減も見込まれています。これまで、商談後の記録作成に15分程度を要していましたが、bellSalesAIを用いることで、その時間を削減し、より戦略的な業務に注力することができるようになるでしょう。
今後の展望
カインズは、bellSalesAIを用いた商談記録の蓄積を定着させ、次のステップのSalesforce連携を進めていくことで、記録を「入力して終わり」とすることなく、マネジメントと判断の質を向上させることを目指しています。さらに、AIエージェントを活用した商談準備支援を展望し、バイヤーが本来注力すべき業務に集中できる環境が整うことで、より一層の業務改革を推進していく計画です。
会社情報
- 会社名
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ベルフェイス株式会社
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