クロスオーバー投資戦略ファンドが新たに始動 - 国内成長企業に資金供給

クロスオーバー投資戦略ファンドが始動

2024年9月、アセットマネジメントOne株式会社（AM-One）が新たに「Japanese Equity Crossover Strategy」ファンドを設定しました。このファンドは、日本の上場企業や非上場企業への投資を通じて、未来を変革するイノベーションを支援することを目的としています。AM-Oneは、成長企業に早期からの資金提供を行い、長期的な成長を促進することで、信託財産の成長を図ります。

クロスオーバー投資戦略の概要

本ファンドの特徴は、上場新興企業だけでなく、非上場企業への投資も行う点にあります。非上場企業への投資を強化することによって、スタートアップ企業の成長を支援することを目指しています。具体的には、IPO後も長期的に関与し、企業の成長をサポートします。非上場株式への投資は外国籍投信スキームを活用し、資産運用におけるリスクを適切に管理しながら進められます。

日本経済が「失われた30年」をいかに克服するかが問われる中、政府は資産運用立国の実現に向けて取り組んでいます。AM-Oneもこの理念に賛同し、投資先企業とのパートナーシップを深めることで社会的かつ経済的な豊かさを追求しています。このように、上下関係を意識せず、企業が成長していく過程において強い結びつきを持ちながら活動を行っていく姿勢は、ファンドの運用にも活かされます。

新たな投資戦略の導入

AM-Oneは、新興企業に対する過去の実績を生かし、クロスオーバー投資戦略を本格的に導入していきます。これに伴い、専門の「クロスオーバー投資室」を設置し、運用力の強化に努めます。新たな投資戦略を採用することで、さらなる資金供給の機会が広がることを期待しています。投資行動を通じて新興企業の長期的な成長を支援し、高い投資成果を追求する考えが根底にあります。

投資の未来を共に築く

AM-Oneは、「投資の力で未来をはぐくむ」という企業理念のもと、商品の開発や運用戦略の高度化を進めていきます。企業価値の向上を通じて社会課題の解決に貢献することで、持続可能な事業成長を実現していくつもりです。新興成長企業を支援し続けることで、日本の金融市場全体の活性化にも寄与したいと考えています。AM-Oneの本ファンドの今後の運用に期待が高まります。