大阪芸術大学とTOPPANがタッグを組む「アップサイクル・アニマルズ」
この9月、大阪の中心地・梅田に新しくオープンする体験型プラットフォーム、PLAT UMEKITAにて開催される「アップサイクル・アニマルズ」展は、TOPPAN株式会社と大阪芸術大学の産学連携プロジェクトです。今回はこの注目のイベントと、そこで行われるワークショップの魅力に迫ります。
産学連携の意義と取り組み
大阪芸術大学は、学生たちが自らの夢を実現するための手助けをしたいという理念を掲げています。この理念のもと、今回のプロジェクトはデザイン学科の3年生が主導し、授業「デザインプロジェクト」や「ハイパープロジェクト」といったカリキュラムを通じ、学生たちの発想力や創造力を最大限に引き出す場を提供しました。これにより、若い世代のクリエイティブなアイデアが具現化され、参加者が楽しみながら学べる有意義なワークショップを生み出しています。
アップサイクル・アニマルズ展の概要
「アップサイクル・アニマルズ」は、9月6日から29日までの約3週間、倶楽部さんを中心に展開します。この企画展には、廃材を使って制作された動物彫刻や楽器、堆肥製造機などが展示され、エシカルなライフスタイルを意識した体験型インスタレーションが行われます。参加者は、実際にアップサイクルを体験することで、環境問題や資源循環についての理解を深めることができます。
魅力的なワークショップに参加しよう
イベント期間中、参加者が楽しめる多種多様なワークショップも用意されています。特に注目したいのが、お古のTシャツを利用してスマホストラップを作るというワークショップです。着なくなったTシャツを使って、オリジナルのストラップを作ることができるこの体験は、自分の好きな色を組み合わせられる楽しみもあり、参加者にとって創造力を刺激する素晴らしい機会です。なお、持ち込みのTシャツがあれば、より好きなデザインで楽しめます。
エシカルテインメントの体験
このイベントでは、「エシカルテインメント」という新しいコンセプトが導入されています。参加者は「コンポストで作った土を持ち帰る」という体験も行えるため、ワークショップで学んだことを自宅でも実践することが可能です。ガチャガチャを回して受け取るトイカプセルには、土やハーブの種、さらには装飾用のシールが詰まっており、家庭でのプランター作りを楽しむことができます。
PLAT UMEKITAの未来と展望
PLAT UMEKITAは、アートやカルチャーを通じて「エシカル」「サステナブル」「ウェルビーイング」といった新しい価値観を体験する場です。TOPPANとCINRA,Inc.、さらには地域のクリエイターたちが協力し、今後もさまざまなプロジェクトを展開していく予定です。来場者が共感し、新しい視点を得られるイベントを通じて、地域がより豊かになることを目指しています。
是非、この機会に大阪の梅田へ足を運び、楽しみながら環境問題について考えてみてはいかがでしょうか。