イトーキが2024年度グッドデザイン賞で7件の受賞を達成！

株式会社イトーキ（本社：東京都中央区）は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」において、合計7件の受賞を果たしました。この内、特に優れた製品に送られる「グッドデザイン・ベスト100」にも、二つの製品が選出されています。それが、「vertebra03 WOOD（バーテブラ03ウッド）」と「hako（ハコ）」です。

vertebra03 WOOD（バーテブラ03ウッド）に注目

「vertebra03 WOOD」は、木製でありながら、自然に正しい着座姿勢へ導く特殊なメカニズムを持ったワークチェアです。快適な座り心地と軽快なデザインが融合し、見た目にも使い勝手にも優れたアイテムとなっています。バリエーションも豊富で、3種類の木材カラーに加え、4色の本体カラー、さらには5本脚のキャスタータイプや4本脚タイプなど、多様なデザインを用意しています。

審査員のコメント

審査員からの評価も非常に高く、木の自然な温もりと機能性が見事に調和しており、快適さとリラックス感を両立させている点が特に注目されました。木目を活かした色合いや多様なファブリックとの組み合わせは、使用シーンによる自由度を広げています。また、木工家具メーカーとの共同開発により、3次元形状を有する木部が日本のモノづくりの新しい可能性を感じさせます。

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hako（ハコ）の魅力

「hako」は、ポータブルバッテリーとしてデザインされています。使う時、運ぶ時、充電時においても空間に溶け込むスタイリッシュな外観を持っており、特にオンライン会議などでの移動に便利なストラップが付いています。デザインのアイデアはペーパーボックスから得られ、インテリアに調和する色彩が選ばれています。

審査員のコメント

この製品は、機能的でありつつ美しいデザインとして高評価を得ました。ポータブルバッテリーとしての役割を果たすだけでなく、必要な機能をスマートに配置し、周囲への違和感を与えない点が魅力です。

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グッドデザイン賞の概要

グッドデザイン賞は、1957年に設立された日本で唯一の総合的なデザイン評価の仕組みです。この賞では、有形無形を問わず広範囲のデザインと、そのプロセス、思想、意義が総合的に評価され、特に優れた100件が「グッドデザイン・ベスト100」として選ばれます。

公式サイトはこちらからご覧いただけます。

イトーキの今後の展望

イトーキは、創業1890年を誇るオフィス家具メーカーで、自社のミッションに「明日の『働く』を、デザインする。」を掲げています。彼らは、オフィス空間デザインや働き方のコンサルティングを手掛けており、ハイブリッドワークの普及に合わせた新たなソリューションも展開中です。今後も多様な姿勢に柔軟に対応しながら、現代のワークスタイルに合った製品の提案を続けていくことでしょう。